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三十光年の星たち(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 2011/03/15 |
JAN | 9784620107684 |
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商品レビュー
4.1
40件のお客様レビュー
下巻も一気に読んでしまった。 人生でどんな人と出逢うか、そしてその出逢いを如何に大切にし、生かしていくか。それは人生に大きな影響を与える。 そして、その出逢いの中に、師匠と呼べるような人との出逢いがあれば、どんなに素晴らしいことか。 「三十年間を、きみはただまっしぐらに歩き通...
下巻も一気に読んでしまった。 人生でどんな人と出逢うか、そしてその出逢いを如何に大切にし、生かしていくか。それは人生に大きな影響を与える。 そして、その出逢いの中に、師匠と呼べるような人との出逢いがあれば、どんなに素晴らしいことか。 「三十年間を、きみはただまっしぐらに歩き通せるか」というメッセージに、30年後、私はどうあるだろうかと思った。でも、どうあるか、ではなくて、どうありたいか、って考えることのほうが、多分何歳になっても大切。 ありたい自分に向かって、今をどう過ごし、生きて行くのか。 そんなことを考え、新たなことにチャレンジをしようと思わせてくれた一冊。
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年末に心が落ち着く作品が読めたのは良かった。 京都に住んでいたのでだいたい出てくる地名は想像が付くんだけど、地点間の移動にかかる時間がちょっと早くない? って思った箇所があったように思う、、、、のだけれど、自分の記憶の方の精度にも自信があんまりない:-p
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
真っ直ぐなこと。それをやり続け守り続け邁進していくこと。 師と仰げる方に出逢えるのだろうか、独りよがりにならずに、叱られ続け、働き続けることが出来るのだろうか。三十年。自分は何を磨いていくのだろう。私には、見えないものを見ようとする努力が出来るだろうか。 世の中のありとあらゆる分野において、勝負を決するのは、人間としての深さ、強さ、大きさだ。鍛えられた本物の人物になるには三十年かかる。―略―これから先、三十年のあいだ、そのつどそのつど、悩んだり苦しんだり、師匠を疑って反発したり、ときには恨んだりもするだろう。そしてそのつど、なぜだろうと考えつづけるだろう。そうやって考えつづけて、あるときふっと、ああそうなのかと自分で気づいたこと以外は何の役にもたたないのだ。 「なぁ、仁志、三人の息子のなかで、仁志がいちばん親孝行だって、お父さんに思ってもらえるようになるんだぞ」 物語の終盤で、佐伯さんが言った言葉。愛情をとてもとても感じました。 私には、何もまだまだ分からないし、むしろ分かるわけがないのだろう。だから、毎日、ただ真っ直ぐに真っ直ぐに、積み上げて生き続けなければならないのかもしれない。とにかくとりあえず三十年。
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