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プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である 双葉新書
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プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である 双葉新書

片岡宏雄【著】

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プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である 双葉新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2011/02/17
JAN 9784575153668

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商品レビュー

3.4

13件のお客様レビュー

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2018/05/17

元ヤクルトのプロ野球スカウトの片岡宏雄が語るスカウトについての一冊。 スカウトという独自の視点から未知の選手の発掘やドラフト、そして選手育成まで多岐にわたり的確な視点で語っており、単なる裏話や暴露ネタに留まってなくて面白かった。

Posted by ブクログ

2012/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「節穴」というのは作者自身がスカウトとして、多くの学生、社会人の「人生」を多額のマネーで買うスカウティングに対しての自負と懺悔の念を言い表したものである。著者は古田、石井、岩村、藤井など一流選手を発掘する一方で高橋由伸を金で巨人に強奪されたり、内定辞退をして一度はスカウトを承諾した選手に、最後は結局銀行員になられてしまったりという徒労を味わったりもする。選手を選出していく時にどんなネットワークを作っていくか、選手のどこを見るか、などはスカウトの表側。金で動く監督と球団、選手の親族などはスカウトの裏側。 野村監督にですらモノ申す著者の筋の通った一匹狼が、何より愛する野球をスカウティングという人目に触れない職業から語る。 最後の方に、著者がスカウティングに東奔西走していたころ、夏の夕焼けに染まる神宮球場の空に見惚れてリラックスしていた描写が印象的。そして、現在ではそういう熱い時代の思いを感じることは無いだろうと老成してみせる。 野球の試合に興味は無くとも、野球のスカウティングに賭ける男の意地を知ることが出来る一冊。

Posted by ブクログ

2012/04/11

元プロ野球スカウトによるNPBにおけるスカウトの実情 ドラフト制度を職業選択の自由を盾に否定し、自由競争を持ち込んだ流れ。 その後、アマチュア野球界が利権の巣窟に成り下がってしまった… スカウトの仕事も才能を探すことからいかに金を流すかに変化 また野村監督との関係から、現場の指揮...

元プロ野球スカウトによるNPBにおけるスカウトの実情 ドラフト制度を職業選択の自由を盾に否定し、自由競争を持ち込んだ流れ。 その後、アマチュア野球界が利権の巣窟に成り下がってしまった… スカウトの仕事も才能を探すことからいかに金を流すかに変化 また野村監督との関係から、現場の指揮者は勝つためにFAなどで安易に戦力を揃える、その結果育つべき実力を持った若手が働き場をなくし消えて行くことを嘆いてある。 長期的視野にたった戦力育成の必要性、またその視点に立てる指導者のあり方。 NPBに本物のスターがいなくなった理由が見えてくる。

Posted by ブクログ

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