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きことわ
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きことわ

朝吹真理子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/01/26
JAN 9784103284628

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商品レビュー

3.1

291件のお客様レビュー

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2025/10/21

2つの対象のあわいを、狭間を、行ったり来たり漂ったり留まったりとしているうちに、どちらにいるのかわからなくなってしまう でもどちらでも構わないような気持ちにもなる物語 平仮名が多いゆったりとした文体が夢なのか現実なのか、今なのか過去なのか、貴子なのか永遠子なのか 境界の無い幽か...

2つの対象のあわいを、狭間を、行ったり来たり漂ったり留まったりとしているうちに、どちらにいるのかわからなくなってしまう でもどちらでも構わないような気持ちにもなる物語 平仮名が多いゆったりとした文体が夢なのか現実なのか、今なのか過去なのか、貴子なのか永遠子なのか 境界の無い幽かな感じを表現するのによく合っていた 途中ホラーっぽくなる箇所が物語の緩急になっていた構成も良かった ’今‘とゆうのは この瞬間この刹那この点、みたいに考えたりもするけど、もっと長い時間で捉えると、太古の昔と遠い未来の狭間、あいまであって意外にも行ったり来たりしたり漂ったり留まったりしていて点じゃないのかなあ刹那じゃないのかもなあ、なんて時間について考えたりした物語だった 葉山の別荘のお話しとゆう事で読了後、葉山の坪単価をググってどん引く… 葉山エグい…

Posted by ブクログ

2025/10/07

【総評】 さらっとした物語、日常感のある光ったストーリー 【頁別】 117 ドレッシングの表現に「ぐっしょり」って使う? 120- 面白すぎ 141 きんきだいの干物

Posted by ブクログ

2025/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神奈川文学紀行での紹介本である。葉山の家を更地にするということで、そこに住んでいた貴子(きこ)と永遠子(とわこ)が一緒に片付けをするなかで、後ろ髪を引っ張られるという現象を体験する。葉山の一部の様子がよく描かれている。

Posted by ブクログ