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複合戦争と総力戦の断層 日本にとっての第一次世界大戦 レクチャー第一次世界大戦を考える
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 人文書院 |
発売年月日 | 2011/01/20 |
JAN | 9784409511138 |
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複合戦争と総力戦の断層
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京大人文研の共同研究「第一次世界大戦の総合的研究」の成果。「レクチャー 第一次世界大戦を考える」シリーズとして人文書院から複数冊が刊行されている。これはシリーズ全体を俯瞰する位置付けで、山室先生のご執筆。 複合戦争という意味は、実際の戦闘があったという意味での青島、太平洋、地中...
京大人文研の共同研究「第一次世界大戦の総合的研究」の成果。「レクチャー 第一次世界大戦を考える」シリーズとして人文書院から複数冊が刊行されている。これはシリーズ全体を俯瞰する位置付けで、山室先生のご執筆。 複合戦争という意味は、実際の戦闘があったという意味での青島、太平洋、地中海での対独戦争、シベリア、樺太へのいわゆる「シベリア出兵」、中国をめぐる対英米中との外交戦を5つの複合戦争として位置付ける。この5つの戦争の基底にあったのは日本の中国権益という問題であった。 このような第一世界大戦観に基づき、最終的には「第一次世界大戦の世界史的重要性については戦争形態が総力戦へと転換していったことに求められてきたが、日本ではそれをいかに意識して対応し、それは日本社会をどのように変容させていくことになったのか——その問いに答えるための歩みをここから踏み出してみたい」(p.14)というのが本書の目的である。 個人的な関心から言えば、最後の「おわりに」でも指摘されているように大半の国民に意識されていなかった第一次世界大戦の世界史的意義(総力戦)について、日本社会の基層において次の世界大戦に向けての準備がどのようになされていたのか、またそれとは逆に新しい国際関係のなかでの外交努力がどのようになされていったのかという点に尽きる。そこがまさに現代社会と地続きな部分であろう。
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