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角のないケシゴムは嘘を消せない 講談社ノベルス
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角のないケシゴムは嘘を消せない 講談社ノベルス

白河三兎【著】

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角のないケシゴムは嘘を消せない 講談社ノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/01/05
JAN 9784061827646

角のないケシゴムは嘘を消せない

¥220

商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2017/06/10

『プールの底に眠る』でメフィスト賞を受賞し小説家デビューした白河三兎氏の「角のないケシゴムは嘘を消せない」を読了。  物体を消す事が出来る人間と消したものが見える人間が存在するという設定で展開して行く兄妹と兄と離婚したばかりの女性とその息子それに兄と出会う透明人間が絡み合う人間...

『プールの底に眠る』でメフィスト賞を受賞し小説家デビューした白河三兎氏の「角のないケシゴムは嘘を消せない」を読了。  物体を消す事が出来る人間と消したものが見える人間が存在するという設定で展開して行く兄妹と兄と離婚したばかりの女性とその息子それに兄と出会う透明人間が絡み合う人間模様、一部恋愛模様を描いた作品。  兄信彦、妹琴里、元妻加奈子、加奈子の連れ子悟のキャラクター設定がまず秀逸だ。離婚が成立したその日に、信彦が自分の部屋に透明人間の女性が居る事に気付き不思議な同棲が始まるところから物語が展開してく。元妻も妹も結構きっちりと今風でとんがった性格の女性として描かれていてそういった女性との気を使ったやり取りがああーこんなのが今の男女関係だよねとか思わせられたりするのもこの小説を読む楽しみの一つだ。  人・物が透明に出来る特殊能力を持つ女性とその実体をみる事のできる人の役割の男性とその能力を持った人は政府の管理下にありトレーニング機関まであるといった奇想天外な設定を巧く消化し、ちょっと恋愛物語っぽい男女の絡みをうまく組み込んでのファンタジーっぽいエンターテインメント作品に仕上げた作者の技量はなかなかのものかと。  そんな面白い設定、ユニークな登場人物と先の読めないプロットが楽しい不思議ミステリーを読むBGMに選んだのはLester Bowieの"Great Pretender"。ECMっぽくなくて好きだなあ。 https://www.youtube.com/watch?v=PeYNXbzGFDA

Posted by ブクログ

2017/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SFっぽいのはあまり好きではないが 一気読みしたのでおもしろかった。会話がなんとなく伊坂幸太郎ぽかったし。

Posted by ブクログ

2014/07/06

キャラクターが強くてどんでん返しもあり、それなりに楽しめたが、どうしてもあと一歩という感じが拭えないのはところどころに遊びすぎた部分が見られるからだろうか。 そして悪くない、決して悪くはないが、作品として完成されているかというと、それも疑問で、有耶無耶になってしまっている部分、強...

キャラクターが強くてどんでん返しもあり、それなりに楽しめたが、どうしてもあと一歩という感じが拭えないのはところどころに遊びすぎた部分が見られるからだろうか。 そして悪くない、決して悪くはないが、作品として完成されているかというと、それも疑問で、有耶無耶になってしまっている部分、強引に解決させた部分が結構あると思うのでこの評価。

Posted by ブクログ

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