1,800円以上の注文で送料無料
少年の日の思い出 ヘッセ青春小説集
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1220-03-10

少年の日の思い出 ヘッセ青春小説集

ヘルマンヘッセ【著】, 岡田朝雄【訳】

追加する に追加する

少年の日の思い出 ヘッセ青春小説集

定価 ¥1,760

1,210 定価より550円(31%)おトク

獲得ポイント11P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2010/12/21
JAN 9784794217912

少年の日の思い出

¥1,210

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/03/03

私はこの作品は僕がエーミールに抱く嫉妬や劣等感などの感情を「蝶」を通して描いている印象を受けた。 最初の僕は純粋に蝶がそして蝶集めが好きでたまらなかった。しかし、エーミールが登場し出してからは、エーミールに勝つため、エーミールに優越を得るために必死になっているような印象を受けた...

私はこの作品は僕がエーミールに抱く嫉妬や劣等感などの感情を「蝶」を通して描いている印象を受けた。 最初の僕は純粋に蝶がそして蝶集めが好きでたまらなかった。しかし、エーミールが登場し出してからは、エーミールに勝つため、エーミールに優越を得るために必死になっているような印象を受けた。 例えば僕は序盤で「食事になんか帰らないで、かけあるくことがたびたびであった。」や「美しい蝶を見つけると、特別珍しいのでなくたって構わない」など、蝶が大好きなことが読み取れる、しかしエーミールが登場してからは「こむらさき」というレアな蝶をわざわざエーミールに見せに行ったり、エーミールの持っている蝶を羨ましく思ったりと、蝶が僕にとって「宝」から「自尊心」の表れのようなものになってしまっている気がした。 僕は蝶を宝だと、蝶を集めることが宝だと思っているのに対し、エーミールは完璧に手入れされた芸術品としての蝶を宝石と捉えている。2人の蝶に対する思いの違いは顕著であり、どちらの方がより価値があるなどということはないだろう。しかし、僕がエーミールに対して羨望や嫉妬、劣等感などの感情から自分の持つ蝶への愛が揺らいでしまったのだと感じた。 蝶の盗みを犯した際も「大きな満足感の他なにも感じていなかった」とある。これはエーミールに対する勝利を初めて感じたということなのではないかと考えた。蝶が欲しいというよりも、エーミールに優越を取りたい。そんな思いが前に前に出ていると思った。

Posted by ブクログ

2026/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「少年の日の思い出」は国語で習った作品の中で最も印象に残っている。 魔が差してエーミールの蝶を盗んでしまった主人公が、母に促されて正直に謝りに行く。自分の犯した罪を打ち明け謝罪するのは勇気のいることで、それをやってのけた主人公に尊敬の念がわいていたところを、エーミールが「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と主人公に対して最上級と言ってもいいほどの屈辱を味わわせる、衝撃的なラスト。 どちらが悪いかというのを断定的に決めることができない複雑な善悪入り混じる展開が、自分の身近にも起こり得る現象と数多く重なる。 年齢によって受け取り方が変わってきそうな作品なので、ぜひ大人になってからも再読したい。

Posted by ブクログ

2025/06/03

以前読んだ「書店員 波山個間子 」で表題の「少年の日の思い出」があらすじと共に紹介されてた。妙に心に残るところがあって全文を読みたくなり、図書館で借りました。 わずか12ページの物語、短編ながら余韻が長く残ります。とても心理描写に深みがあった。 なんでも、高い確率で中学の教科書に...

以前読んだ「書店員 波山個間子 」で表題の「少年の日の思い出」があらすじと共に紹介されてた。妙に心に残るところがあって全文を読みたくなり、図書館で借りました。 わずか12ページの物語、短編ながら余韻が長く残ります。とても心理描写に深みがあった。 なんでも、高い確率で中学の教科書に載っているようで、私は記憶が無いのです。 「そう、そう、きみって、そういう人なの?」この言葉とそのシーンは強烈です。良い終わり方ではないけれど、深いメッセージを感じる短編でした。 青春小説4作品を集めた短編集、「車輪の下」と同時期に書かれ、同じ世界が描かれている、と紹介されています。 どの作品も心の成長の過程が丁寧に描かれていました。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました