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チボの狂宴
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 作品社 |
| 発売年月日 | 2010/12/20 |
| JAN | 9784861823114 |
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チボの狂宴
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商品レビュー
4.6
21件のお客様レビュー
ひさびさに読書でトリップ感を体験した。独裁者の恐怖政治、部下たちの追従、そして造反者の暗殺計画に関する物語を三つの時系列で描くなど手法は依然として実験的ではある。しかし、バルガス=ジョサの初期の大作と違って、格段に理解しやすくなっている。その点で文芸と娯楽とが両立していると言って...
ひさびさに読書でトリップ感を体験した。独裁者の恐怖政治、部下たちの追従、そして造反者の暗殺計画に関する物語を三つの時系列で描くなど手法は依然として実験的ではある。しかし、バルガス=ジョサの初期の大作と違って、格段に理解しやすくなっている。その点で文芸と娯楽とが両立していると言ってよい。さらに、これまでと違って、本作を通じて彼自身のマチズモもフェミニズムを通して解体されたのではないだろうか。まだ残りの代表作『楽園への道』は読んでいないが、しかし、これが彼の最高傑作ではないか。ぜひ文庫版でも残してほしい。
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人間というものは、最初からそうだと、現在そうであると、将来そうなるだろうと、一度そうなったら永久にそのままになると決まっているわけではなく、ある日突然そうなったり、そうでなくなったりするものだ。
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ガルシア・マルケス『族長の秋』でも扱われるテーマで,解説によればさらに多くの人々が取り上げたそうだ。ある種のカリスマ性を持った人物なのだろう(良い意味ではないが)。 本作では複数の時間軸からトゥルヒーリョ像を書く技巧を見せている。後年の我々がトゥルヒーリョを正確に捉えることは難...
ガルシア・マルケス『族長の秋』でも扱われるテーマで,解説によればさらに多くの人々が取り上げたそうだ。ある種のカリスマ性を持った人物なのだろう(良い意味ではないが)。 本作では複数の時間軸からトゥルヒーリョ像を書く技巧を見せている。後年の我々がトゥルヒーリョを正確に捉えることは難しく,それでも本作で見せる彼(とその周囲)の興奮と衰亡は,不思議と説得力が強い。 本作はれっきとした歴史小説であり,小説の技術を駆使して圧倒的な現実に挑戦している。特にウラニアの存在は完全にフィクションなのだが,誠意と悪意を兼ねそろえた証言者として現実を補完する。 読後感はどうかというと,なかなか苦いものであった。大統領の暗殺という,まさにカタルシスへまっしぐらな展開を迎えたものの,残ったのは敗戦処理ばかり。それが確かに存在した歴史である,そして歴史は終わらないことをまざまざと見せつけられる。 至る所技巧を張り巡らせた作品ほど,技巧の存在を感じさせない。変に文学を考えないで,純粋に楽しんで読めばいいと思う。
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