本と図書館の歴史 ラクダの移動図書館から電子書籍まで

モーリーンサワ【文】, ビルスレイヴィン【絵】, 宮木陽子, 小谷正子【訳】

• 販売会社／発売会社: 西村書店
• 発売年月日: 2010/12/25
• JAN: 9784890139231

商品レビュー

2025/08/29

その名の通り、本と図書館の歴史を知ることができる。
昔は図書館の貸し出す本に鎖が付いていたという。今となってはコメディのように聞こえてしまう。
無料で何万冊という本にアクセスできる今の私たちとの、本に対する価値の重さの違いを垣間見ることができた。
難点をひとつあげるとすれば、毎ページ文の途中途中に差し込まれるコラムのようなものが、本文とどちらを先に読むべきか迷い少し読みづらかった。

2024/09/17

これほんと読んでよかった！青少年向けの薄い本だから数時間で読めるのに内容は図書館の歴史の全体を把握するのに充分に情報量。
優れた児童書や絵本というのは大人の鑑賞にも充分耐えうるという実例を示す一冊。

アレクサンドリア図書館、失われた古代ギリシャの叡智がアラビア人の営みを経て、実に千年以上の時の経過に耐えながら再びヨーロッパにもたらされる、この人類の大スペクタクル、壮大なロマンを感じずにはいられない。

2024/09/01

電子図書館が入ってる！そうだよね、結構大きな話だからね。表紙のラクダがやたらと人間的な顔をしてたので読んでしまった。いや、そこじゃないだろうと言われそうだが。