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世界の食料ムダ捨て事情
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2010/12/03 |
JAN | 9784140814444 |
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
何回かに分けて内容を紹介してきました。 著者がおおいに問題視している食料廃棄は家庭で食べられなくなって捨てられるものの他に、保管設備のインフラが整っていない途上国の事情(害虫やカビによる損失、輸送中の損壊など)、漁における混獲(網に引っ掛かった目的外の魚の遺棄)などがあります。こ...
何回かに分けて内容を紹介してきました。 著者がおおいに問題視している食料廃棄は家庭で食べられなくなって捨てられるものの他に、保管設備のインフラが整っていない途上国の事情(害虫やカビによる損失、輸送中の損壊など)、漁における混獲(網に引っ掛かった目的外の魚の遺棄)などがあります。こうした廃棄量を分かりやすい数字として換算しているのが本書の特徴でもあります。 例えば スリランカでは青果の損失率が年に30~40%(1億ドル分)、 インドでは120億ドル分と言われます。 アメリカでは一人当たり1日3900kcal分の食料が食され、これは必要エネルギーの200%(ちなみに日本では150%)という計算。世界の食料供給の19.6%を節約すれば、これにより解放された土地をエネルギー算出に利用でき、1億6400万テラジュールに相当=18億軒のヨーロッパスタイルの家を暖房できる といった具合。 とはいえ、捨てるのはもったいからエネルギーに回しましょうというのは何の解決策にもなっておらず、単に埋立地に直行よりマシであるというだけなので、根本的には無駄なものを買わず、残さず食べるのがベストだという主張は最後まで一貫して書かれていました。 そしてそうすることが飢饉の問題のみならず、地球の環境保全にもつながり、豊かな自然を残す運動(何も車に乗らないという運動だけでなく)になるのだという発想です。「もったいない」から「環境運動へ」という広い視野。CO2排出規制だけが環境保全に役立つとクローズアップされがちですが、農業もCO2排出に大いに影響を与えており、無駄なものを作らないようにするだけでそのインパクトは強いようです。 さらに余ったものを足りてない人々に分け与えることで、彼らは食料に使うお金を他に回すことができ、社会的弱者から立ち直れる機会が増えるということも。 こうした大きな問題は個人個人が小さく取り組むだけで(たった捨てる量を減らすだけ)解決できるのですが、著者が日本を評価している例として、食品会社に対して廃棄物の扱い方を規制している点を挙げていました。やはり家庭で出る食料廃棄物より企業が出す量の方が圧倒的に多いので、ここを改善するだけでも違うということです。そしてこれら廃棄物は家畜飼料として利用されていることも評価されていました。ヨーロッパではこれが許されておらず、そのため家畜飼料のための栽培がおこなわれている結果、余剰生産に拍車をかけていると問題指摘しています。 だらだらと紹介してきましたが、するべきことは単純です。買い過ぎない、残さない。
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食料廃棄について、世界の現場を取材した貴重な本。消費者が自分たちで食料を生産したり、ファーマーズマーケットを利用するのは理想的解決法だとしながら、食料廃棄の方法を探る。 食料廃棄を減らせば、世界の食糧不足を減らすことができるというのは物事を単純化しすぎた考え方だと思うが、論理的に...
食料廃棄について、世界の現場を取材した貴重な本。消費者が自分たちで食料を生産したり、ファーマーズマーケットを利用するのは理想的解決法だとしながら、食料廃棄の方法を探る。 食料廃棄を減らせば、世界の食糧不足を減らすことができるというのは物事を単純化しすぎた考え方だと思うが、論理的にそれが実証できれば、食料を無駄にしない世界的な流れが生まれるのではないだろうか。少し前にFAOも食料廃棄で報告書を発表しており、徐々にその道筋ができあがってきたところだろう。 内容は良いのだが、邦訳すると中々すんなり読めず、読むのに苦労した。各章には、中見出しが一つもない。。。
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読み終わるまでに数年を費やした作品。 …読み出して直ぐに内容で数値の比較などの部分で自己に都合の良い数値、測定方法を持ち出して比較して論じているのに半分くらいまで読んで正直放置してました(^^; 不可抗力で時間が出来たので再度挑戦したわけですが…どうにも自己の主張ばかりを押し付け...
読み終わるまでに数年を費やした作品。 …読み出して直ぐに内容で数値の比較などの部分で自己に都合の良い数値、測定方法を持ち出して比較して論じているのに半分くらいまで読んで正直放置してました(^^; 不可抗力で時間が出来たので再度挑戦したわけですが…どうにも自己の主張ばかりを押し付けるような感じが好きになれませんでした。 啓発的にあえてこのような書き方をされているのでしょうが…おいらはスキクナイ。 食べ物を無駄にしてよいという訳ではなくて、ご飯は残さず食べる。食べれる以上にはとらない。それは基本として守っていかないとねぇ… ご飯を食べ終わった後に茶碗にお茶や白湯を注いで飲む。自分にとっては普通の習慣なんやけどなぁ(^^;
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