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ベルリンの幼年時代 ヴァルター・ベンヤミン著作集12
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ベルリンの幼年時代 ヴァルター・ベンヤミン著作集12

ヴァルター・ベンヤミン(著者)

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ベルリンの幼年時代 ヴァルター・ベンヤミン著作集12

定価 ¥1,922

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 1971/09/01
JAN 9784794910721

ベルリンの幼年時代

¥990

商品レビュー

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2025/11/19

幼年時代について述べる際にたびたび「魔法」「魔力」といったような語句が登場する。きっとベンヤミンにとって幼年時代は現在の時間軸から断絶された遠い場所にあって、次元すら違う、独自の秩序を持つ幻想的世界なのだろうと思う。 「そのことばは、幼年時代におけるさまざまの名称が、大人になった...

幼年時代について述べる際にたびたび「魔法」「魔力」といったような語句が登場する。きっとベンヤミンにとって幼年時代は現在の時間軸から断絶された遠い場所にあって、次元すら違う、独自の秩序を持つ幻想的世界なのだろうと思う。 「そのことばは、幼年時代におけるさまざまの名称が、大人になった者を容易に近づかせないようなあの解きがたい魔力を失わなかったのだ」と述べているように、ベンヤミンにとっての幼年時代は近づこうとも近づけぬ、憧憬の念を抱く存在であり、理想郷として捉えているのだろうと思った。手の届かない理想化された場所としての幼年時代だけど、決して感傷的なノスタルジアとして語られるわけではなく、そこにベンヤミンの偉大さ、表現力の素晴らしさを感じた。 「わたしたちは、忘れたことを二度とふたたび完全に取り戻すことはできない。そしてこれは、おそらくいいことなのだ。」 悲しい記憶を忘れていくことすらさみしいと感じて記憶に固執するわたしにとって、ベンヤミンのこの言葉は慰めになった。取り戻すことができないからこそ理解が深まるらしい。なるほどー。 3学期文学論 レポート課題の本として。

Posted by ブクログ

2024/02/28

都市、特に自分が生まれ育った空間についての断片的日記型の文章という、自分にとってドストライクな形式を、あのベンヤミンが書くということでその時点でもう満点。内容も当然満点。 哀愁や感情にまみれた甘ったるいノスタルジーではなく、ベルリンの景色や歩道、さまざまな施設や、立ち並ぶ家々等の...

都市、特に自分が生まれ育った空間についての断片的日記型の文章という、自分にとってドストライクな形式を、あのベンヤミンが書くということでその時点でもう満点。内容も当然満点。 哀愁や感情にまみれた甘ったるいノスタルジーではなく、ベルリンの景色や歩道、さまざまな施設や、立ち並ぶ家々等の襞を克明に綴るその細やかな息遣いに、終始惚れ惚れする。 孤独は嫌なものでもないし、それを楽しむ人でありたいよね。 言葉の芸術としての文学、その個人的理想形としてのベンヤミンの名文を、何度も何度も味わっていきたい。

Posted by ブクログ

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