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猛女とよばれた淑女 祖母・齋藤輝子の生き方 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/11/27 |
JAN | 9784101295923 |
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猛女とよばれた淑女
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商品レビュー
3
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齋藤茂吉の妻であり、齋藤茂太、北杜夫の母である齋藤輝子について孫である著者が書いた本。 猛女とはすごい呼び方である。 けれど本書を読むと納得である。 79歳で南極に行き、80歳でエベレストをトレッキングする驚異的な行動力には驚いた。 いくらお付きの人がいたところで、そこに行こうと...
齋藤茂吉の妻であり、齋藤茂太、北杜夫の母である齋藤輝子について孫である著者が書いた本。 猛女とはすごい呼び方である。 けれど本書を読むと納得である。 79歳で南極に行き、80歳でエベレストをトレッキングする驚異的な行動力には驚いた。 いくらお付きの人がいたところで、そこに行こうとする気力が凄い。 しかし、彼女は家事も子育てもしなかったようだ。 仕事もしていたわけではないし、夫の死後は旅行に明け暮れていたようだ。 人生において何かを成し遂げることを良しとしたり、人生そのものに意味を見出そうと考えてしまう私などからしたら、(本書を読んだだけだが)彼女は自由奔放に好きなように生きただけのように思える。 けれども、その中で息子や孫たちに刺激を与えたりとそのバイタリティーは周りにまで派生している。 そしてそれ以上に、人生の意味など考えることがちっぽけなようにも思えてくる。 何かを成し遂げなくても、幸せに生きて、そこに意味など見出す必要もないと教えられたような気がする。
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帯文(裏表紙):”気高く烈しい生涯を孫娘が丹念に綴った傑作評伝。” 目次:プロローグ 茂吉の「をさな妻」、第1章 輝子と父の物語、第2章 世界百八ヶ国豪傑旅行、第3章 失われた日記、第4章 追憶の輝子、エピローグ 三十年ぶりに見つけた絵葉書、解説 淑女の品格 兼高かおる
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【本の内容】 明治28年生まれの祖母は、著者にとっていつも輝ける星だった。 青山の大病院のお嬢様として生れ、九歳で齋藤茂吉と婚約。 一流を好みながら贅沢を嫌い、権威をものともせず、常に前向きマイペース。 関東大震災、病院の全焼、東京大空襲などの災難を、気骨をもって毅然と乗り...
【本の内容】 明治28年生まれの祖母は、著者にとっていつも輝ける星だった。 青山の大病院のお嬢様として生れ、九歳で齋藤茂吉と婚約。 一流を好みながら贅沢を嫌い、権威をものともせず、常に前向きマイペース。 関東大震災、病院の全焼、東京大空襲などの災難を、気骨をもって毅然と乗り越え、89歳で大往生を遂げるまでに海外108ヶ国を踏破。 気高く烈しいその生涯を孫娘が丹念に綴った傑作評伝。 [ 目次 ] プロローグ 茂吉の「をさな妻」 第1章 輝子と父の物語 第2章 世界百八ヶ国豪傑旅行 第3章 失われた日記 第4章 追憶の輝子 エピローグ 三十年ぶりに見つけた絵葉書 [ POP ] 斎藤茂吉の妻であり、斎藤茂太・北杜夫兄弟の母である輝子は、戦前の東京で威容を誇った「青山脳病院」の一人娘。 ずば抜けたバイタリティーと豪胆さで激動の時代を生き抜いた生涯を孫娘が描く。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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