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猛女とよばれた淑女 祖母・齋藤輝子の生き方 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/11/27 |
| JAN | 9784101295923 |
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猛女とよばれた淑女
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猛女とよばれた淑女
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商品レビュー
3
12件のお客様レビュー
自らの道を切り開いた女性の生涯を描いた本作は、著者の祖母であり、斎藤茂吉の妻である輝子の物語です。彼女は大病院の跡取り娘として恵まれた環境で育ち、若くして結婚し子を育てながらも、歌人としての夢を抱いていました。夫との関係に悩みながらも、彼女は自分の人生を自由に楽しむ姿勢を貫き、79歳で南極、80歳でエベレストに挑むなど、その行動力は驚異的です。家事や育児から解放された後は、旅行に明け暮れ、周囲に刺激を与え続けました。輝子の生き様は、何かを成し遂げることの意味や、人生の価値を再考させるものであり、彼女のバイタリティは世代を超えて影響を与えています。彼女の存在は、日常の悩みを軽やかに受け流す力を教えてくれるかのようです。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
朝ドラのモデルとなると聞き、お取り寄せ。斎藤茂吉の妻、斎藤輝子氏について孫である著者が語るエピソードに驚かされる。凛とした明治生まれの淑女、どんな場所場面でもぶれない毅然とした態度で自分の足で立っているような強い眼差しの表情に憧れる。 輝子十八歳、「茂吉は未だ山形便丸出しの田舎者...
朝ドラのモデルとなると聞き、お取り寄せ。斎藤茂吉の妻、斎藤輝子氏について孫である著者が語るエピソードに驚かされる。凛とした明治生まれの淑女、どんな場所場面でもぶれない毅然とした態度で自分の足で立っているような強い眼差しの表情に憧れる。 輝子十八歳、「茂吉は未だ山形便丸出しの田舎者で、すでに額も禿げ上がり始めた三十一歳。お嬢様の輝子とは生まれ育ちが百八十度も違う田夫野人とのバランスに欠けた結婚」輝子の父である斎藤紀一が茂吉を高く評価し結婚を決めたことへ反対はできなかったという。 をさな妻ほのかに守る心さへ熱病みしより細りたるなれ(斎藤茂吉) 関東大震災時に焼失しなかったピアノを弾いているのを咎められても冷静に諭したり、黒柳徹子さんや兼高かおるさんとの親しく楽しそうな交流、家族の都合よりも自分の意思を優先して旅に同行させたり、旅先で病に倒れても慌てず家族をやきもきさせたりと、遠くて見ている分には楽しいが身内となると大変そうなエピソードばかり。海外旅行が今のように簡単ではなかった頃に海外渡航数九十七回、世界百八カ国を訪れたという。 夫茂吉が芸術家独特の気性の粗さで何度も輝子に手をあげる様子はいたたまれなかった。お互いに神経を逆なでする関係性で夫婦としての仲はかなり悪かったようだが、子どもたちへの愛情は会った様子。 悲しさを歌ひあげむと思へども茂太を見ればこころ和むに 二十年つれそひたりしわが妻を忘れむとして衢を行くも(斎藤茂吉) 著者の父、宗吉(北杜夫)の躁うつ病の暴言暴力浪費と壮絶な様子が想像以上だった。家族の気苦労は本当に大変だったと思う。サントリーに入社して社風になじみ楽しく勤務している様子に安堵した。 斎藤茂吉記念館には次回山形を訪れる際ぜひ行こうという思いになった。以下の歌碑があるという。 夏されば雪消わたりて高高とあかがねいろの蔵王の山 あしびきの山こがらしの行く寒さ鴉のこゑはいよよ遠しも(斎藤茂吉) 「小さいことにくよくよする必要はありません。好きなように生きればいいのよ」という言葉に勇気づけられる。
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齋藤茂吉の妻であり、齋藤茂太、北杜夫の母である齋藤輝子について孫である著者が書いた本。 猛女とはすごい呼び方である。 けれど本書を読むと納得である。 79歳で南極に行き、80歳でエベレストをトレッキングする驚異的な行動力には驚いた。 いくらお付きの人がいたところで、そこに行こうと...
齋藤茂吉の妻であり、齋藤茂太、北杜夫の母である齋藤輝子について孫である著者が書いた本。 猛女とはすごい呼び方である。 けれど本書を読むと納得である。 79歳で南極に行き、80歳でエベレストをトレッキングする驚異的な行動力には驚いた。 いくらお付きの人がいたところで、そこに行こうとする気力が凄い。 しかし、彼女は家事も子育てもしなかったようだ。 仕事もしていたわけではないし、夫の死後は旅行に明け暮れていたようだ。 人生において何かを成し遂げることを良しとしたり、人生そのものに意味を見出そうと考えてしまう私などからしたら、(本書を読んだだけだが)彼女は自由奔放に好きなように生きただけのように思える。 けれども、その中で息子や孫たちに刺激を与えたりとそのバイタリティーは周りにまで派生している。 そしてそれ以上に、人生の意味など考えることがちっぽけなようにも思えてくる。 何かを成し遂げなくても、幸せに生きて、そこに意味など見出す必要もないと教えられたような気がする。
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帯文(裏表紙):”気高く烈しい生涯を孫娘が丹念に綴った傑作評伝。” 目次:プロローグ 茂吉の「をさな妻」、第1章 輝子と父の物語、第2章 世界百八ヶ国豪傑旅行、第3章 失われた日記、第4章 追憶の輝子、エピローグ 三十年ぶりに見つけた絵葉書、解説 淑女の品格 兼高かおる
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