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タソガレ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/11/26 |
JAN | 9784062166386 |
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タソガレ
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
恋愛小説と思って手にしたけどそれだけじゃなく、スリリングな推理小説な要素ありマイナーな病気を抱えるひとについて考えさせられたりもしました。特にクライマックスの”タソガレ”についての会話は心にステキな余韻を残して、読んでよかったなあと思いました!
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相貌失認という病気を初めて聞いた。人の顔が認識できないと想像してみると、主人公の里美がごく普通の生活をしているのが不思議に思われる。彼女には幸い祐児とリリカという恋人と親友がいて支えられている。そうでなければ不安な毎日を送っていくのではないかと思う。周りにその病気の人はいないけれ...
相貌失認という病気を初めて聞いた。人の顔が認識できないと想像してみると、主人公の里美がごく普通の生活をしているのが不思議に思われる。彼女には幸い祐児とリリカという恋人と親友がいて支えられている。そうでなければ不安な毎日を送っていくのではないかと思う。周りにその病気の人はいないけれど、2%もいるというのに驚いた。ブラットピットもそうではないかと告白したという。自分が相貌失認だとしたら、あまり人と接することなく引きこもりがちになってしまうだろうと思う。信頼できる恋人と友人の存在は大切。
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恋愛モノかと思ったらミステリだった。 便利屋の主人公は読書会で出会った里美と恋人同士になる。 付き合いはうまく行っていたが、交際4ヶ月目に訪れたパリ旅行で里美の言動に違和感を覚える。 その理由は里美が人の顔を識別できない相貌失認という障害を持っていたからだった。 相貌失認をキ...
恋愛モノかと思ったらミステリだった。 便利屋の主人公は読書会で出会った里美と恋人同士になる。 付き合いはうまく行っていたが、交際4ヶ月目に訪れたパリ旅行で里美の言動に違和感を覚える。 その理由は里美が人の顔を識別できない相貌失認という障害を持っていたからだった。 相貌失認をキーとしたミステリの連作短編。 日常の謎テイストだけれどもう少し重い罪である。 1,2話は主人公が、 3話は里美と巡りあった犯罪者、4話は里美の親友の視点で描かれる。 相貌失認の描写に割かれる割合が多いために説明的な内容で冗長に感じられる部分が多々あった。 そしてミステリの仕掛けとしては実体験から遠いものなのですっきり感が薄い。
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