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利休にたずねよ PHP文芸文庫
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利休にたずねよ PHP文芸文庫

山本兼一【著】

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利休にたずねよ PHP文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2010/10/14
JAN 9784569675466

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利休にたずねよ

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商品レビュー

4.1

323件のお客様レビュー

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2025/01/02

武士でもない利休が、なぜ切腹を命じられたのか? 茶道とはどういう物なのか? 美に対するとてつもないこだわり、矜持が利休にはある。 その根元にあるのが、若き日に出会った高麗の女性だったんですね。 おもしろかったです。

Posted by ブクログ

2024/12/27

タイトルの「利休にたずねよ」。読了した皆さんは何をたずねよ、だと感じたのか。 答えは様々なのではないか。そこがこの作品の面白さでもあるように思う。 ちなみに、文庫本解説の宮部みゆきさんは、「利休さん、あなたがもっとも深く愛した女性は、やっぱり宗恩ですね」だそうで。 私にはその視点...

タイトルの「利休にたずねよ」。読了した皆さんは何をたずねよ、だと感じたのか。 答えは様々なのではないか。そこがこの作品の面白さでもあるように思う。 ちなみに、文庫本解説の宮部みゆきさんは、「利休さん、あなたがもっとも深く愛した女性は、やっぱり宗恩ですね」だそうで。 私にはその視点はなかった!

Posted by ブクログ

2024/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルの真意だが、私は「本当の美なんて誰にも(利休にも)分からない」ということなのではないかと思った。 高麗の女が死んだあと、利休はこれから何のために生きるのか、死ぬほど悩んだのではないか。あの美しさを再現したいと茶の湯に励んでみたものの、絶対に再現などできないのだと半ば諦めに似た気持ちを抱えながら生きていたのではないか。 利休にとって、高麗の女はもはや概念としての美の象徴になってしまった。追いかけても絶対に掴めないのだ。利休に「本当の美って何ですか?」とたずねても答えは得られない。彼の人生を1つずつ追体験することで、その答えに近づくことはできたとしても。 それにしても、茶の湯って何なのだろうか?私の教養がないから分からないのかもしれないが、侘び寂びと言いながら名物にはやたらと高い値段をつけるし、詫びも寂びもなさそうな黄金の茶室が美しいとされるし、茶の湯に精進してそうな利休も秀吉も放蕩者だし。正直、飽くまでも金持ちの道楽なんだなぁと思ってしまった。こんなこと絶対に利休にたずねられないけど。 いつか私にも何か分かる日が来るんだろうか。黄金の茶室は佐賀県にあるみたいなので、1度見に行ってみようと思う。

Posted by ブクログ