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ブラックランズ 小学館文庫
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ブラックランズ 小学館文庫

ベリンダバウアー【著】, 杉本葉子【訳】

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ブラックランズ 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2010/10/11
JAN 9784094085501

ブラックランズ

¥220

商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

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2021/11/17

2010年発表作。12歳の少年が、幼少期のおじが殺されるという過去の事件を〝解決〟することで、現在のぎくしゃくした家族関係を立て直そうとする。要は、絆がテーマといえるだろう。ただ、ムード優先で筋に捻りがないため、サスペンスとしては物足りない。女性作家らしいきめ細やかな心理描写はい...

2010年発表作。12歳の少年が、幼少期のおじが殺されるという過去の事件を〝解決〟することで、現在のぎくしゃくした家族関係を立て直そうとする。要は、絆がテーマといえるだろう。ただ、ムード優先で筋に捻りがないため、サスペンスとしては物足りない。女性作家らしいきめ細やかな心理描写はいいのだが、主人公の動機や、殺人者の掘り下げが甘く、異常性は伝わるが、納得させるだけのリアリティが無い。いじめを受けている少年の脆弱さも気になる点で、終始傷つき泣き続けている。母親の愛人に対し失われた父性を求めるナイーブな表現は巧いが、全体的には浅い印象。獄中にいた殺人者が中盤であっさりと脱獄に成功するエピソードなども、やや作為的過ぎる。少年の祖母や母親らの一貫性無き感情の動きも気になった。 本作から始まるシリーズは概ね好評のようだが、私は序盤から駄目な作品だった。小児性愛やサディズムなど、過激な要素を盛り込んではいるが、ミステリとしては凡庸で、新鮮味がない

Posted by ブクログ

2018/12/16

児童連続殺人犯との手紙のやりとりからの展開にびっくり。少年と犯人の視点、ちょっと親友の視点もありでのストーリー展開でした。

Posted by ブクログ

2018/10/29

叔父の死体を探すスティーブンは、やがて獄中の殺人鬼エイヴリーと手紙のやりとりをはじめるスリラー作品。 傑作!!家族を取り戻すための主人公の孤高奮闘ぶり。圧倒的な絶望感はこの結末の為だったのか!!最後は本当に涙が止まらない。 登場人物ほとんどが伏線だったり、物語に意味を持たせて...

叔父の死体を探すスティーブンは、やがて獄中の殺人鬼エイヴリーと手紙のやりとりをはじめるスリラー作品。 傑作!!家族を取り戻すための主人公の孤高奮闘ぶり。圧倒的な絶望感はこの結末の為だったのか!!最後は本当に涙が止まらない。 登場人物ほとんどが伏線だったり、物語に意味を持たせている。 ただひとり「こいつ誰だよ」という人物がいる。この人物の存在意義は「人の欲求や欲望は止められない。その一例だよ、ほら」という作者の茶目っ気と、 物語的には偶然にも程があるだろという破壊力 。 主人公はヒーローに憧れているような等身大の12歳で、彼の行動や考え方は無謀に見えて、実はリアル。読者にも焦燥感、昂りが伝わって手に汗握りました。 おばあちゃん大好き!! オススメマラソンその⑭ 真尋さんから紹介してもらいました。

Posted by ブクログ

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