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死墓島の殺人 角川文庫
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死墓島の殺人 角川文庫

大村友貴美【著】

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死墓島の殺人 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/09/24
JAN 9784043943623

死墓島の殺人

¥220

商品レビュー

2.7

12件のお客様レビュー

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2020/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ  岩手県、唯一人が住んでいる離島、偲母島。遊覧船として漁船を運転していた男が、崖から釣られている人を見つける。彼は島の名家であった。島は海洞・宝屋敷・龍門の三大本家が現在でも力を持っている。続いて龍門集落の娘、歯科医の早妃が殺害される。  現代の横溝正史と言われているらしい。この前作、デビュー作で。その続きのシリーズなのかな。藤田警部補は。何か同僚と因縁がありそうだし、過去の事件でつらいことがあったみたい。それよりも設定と雰囲気づくりがほんとにバランス良し。小さな島の人間関係の狭さとか、島のやたらと入り組んだ地理とか、こんなに本土に近いのに不便ーな様子は読んでてわくわくした。ラスト、真犯人の保健師のキャラクターがいまいちピンとこなかったし、もうひとりの犯人の述懐も突然現代っ子ぽくなってたけど、それもご愛敬。作者の他の作品も読んでみる。

Posted by ブクログ

2017/02/28

世界は自分を中心に回っていると勘違いしている人がいる。 周囲の迷惑や困惑はまったく気にとめず、何かをしてもらうことだけを待っている。 あたり前のように自分の思うがままに振る舞う女性。 幸せとは何だろう。 どんな境遇であったとしても、そこに幸せを見つけられる人もいる。 どんなに恵ま...

世界は自分を中心に回っていると勘違いしている人がいる。 周囲の迷惑や困惑はまったく気にとめず、何かをしてもらうことだけを待っている。 あたり前のように自分の思うがままに振る舞う女性。 幸せとは何だろう。 どんな境遇であったとしても、そこに幸せを見つけられる人もいる。 どんなに恵まれた環境にあっても、いつまで経っても満足できない人もいる。 言葉にするのは難しいけれど、口にしなければ伝わらないこともある。 悲しいけれど、黙っていても伝わるものがあるなんて幻想なのかもしれない。 死墓島は思慕島・・・何となく物悲しい。 閉鎖的な島、意味ありげな子守唄、そして対立する旧家。 横溝さん的な雰囲気もあって、しかも読みやすい物語だった。

Posted by ブクログ

2014/03/13

離れ小島で起きた3件の殺人事件。その土台になっているのがこの島の隠された秘密。戦国時代の血塗られた、罪人の処刑場としての歴史。小生の好きなジャンル。犯人の一人が最後には犠牲になるという面白い展開。

Posted by ブクログ

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