商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/09/24 |
JAN | 9784043943623 |
- 書籍
- 文庫
死墓島の殺人
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死墓島の殺人
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商品レビュー
2.7
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あらすじ 岩手県、唯一人が住んでいる離島、偲母島。遊覧船として漁船を運転していた男が、崖から釣られている人を見つける。彼は島の名家であった。島は海洞・宝屋敷・龍門の三大本家が現在でも力を持っている。続いて龍門集落の娘、歯科医の早妃が殺害される。 現代の横溝正史と言われているらしい。この前作、デビュー作で。その続きのシリーズなのかな。藤田警部補は。何か同僚と因縁がありそうだし、過去の事件でつらいことがあったみたい。それよりも設定と雰囲気づくりがほんとにバランス良し。小さな島の人間関係の狭さとか、島のやたらと入り組んだ地理とか、こんなに本土に近いのに不便ーな様子は読んでてわくわくした。ラスト、真犯人の保健師のキャラクターがいまいちピンとこなかったし、もうひとりの犯人の述懐も突然現代っ子ぽくなってたけど、それもご愛敬。作者の他の作品も読んでみる。
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世界は自分を中心に回っていると勘違いしている人がいる。 周囲の迷惑や困惑はまったく気にとめず、何かをしてもらうことだけを待っている。 あたり前のように自分の思うがままに振る舞う女性。 幸せとは何だろう。 どんな境遇であったとしても、そこに幸せを見つけられる人もいる。 どんなに恵ま...
世界は自分を中心に回っていると勘違いしている人がいる。 周囲の迷惑や困惑はまったく気にとめず、何かをしてもらうことだけを待っている。 あたり前のように自分の思うがままに振る舞う女性。 幸せとは何だろう。 どんな境遇であったとしても、そこに幸せを見つけられる人もいる。 どんなに恵まれた環境にあっても、いつまで経っても満足できない人もいる。 言葉にするのは難しいけれど、口にしなければ伝わらないこともある。 悲しいけれど、黙っていても伝わるものがあるなんて幻想なのかもしれない。 死墓島は思慕島・・・何となく物悲しい。 閉鎖的な島、意味ありげな子守唄、そして対立する旧家。 横溝さん的な雰囲気もあって、しかも読みやすい物語だった。
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離れ小島で起きた3件の殺人事件。その土台になっているのがこの島の隠された秘密。戦国時代の血塗られた、罪人の処刑場としての歴史。小生の好きなジャンル。犯人の一人が最後には犠牲になるという面白い展開。
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