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教育問題はなぜまちがって語られるのか? 「わかったつもり」からの脱却
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本図書センター |
発売年月日 | 2010/09/30 |
JAN | 9784284304429 |
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教育問題はなぜまちがって語られるのか?
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
教育についての本ではなく、「教育問題」の見方についての本。大学生や高校生に読んでほしい。一般の人にもおすすめ。教育問題は自分の経験上、すべての人が一家言ある問題なだけに、教育に携わる人だけではなく、すべての人にこういう見方をするのだよ、と示唆する本になっている。 教育に既に携わっ...
教育についての本ではなく、「教育問題」の見方についての本。大学生や高校生に読んでほしい。一般の人にもおすすめ。教育問題は自分の経験上、すべての人が一家言ある問題なだけに、教育に携わる人だけではなく、すべての人にこういう見方をするのだよ、と示唆する本になっている。 教育に既に携わっている人には、やや物足りないかもしれない。
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“少年の凶悪犯罪が増加している” “自殺の主な原因はいじめ” ―当たり前のように連日メディアで報じられる教育問題。 しかし、これらは根拠なき嘘の問題だった! 現代に語られる教育問題とは、どのようにして“問題“となるのか? 問題解決のプロセスに沿って教育問題がいかに誤って語られる...
“少年の凶悪犯罪が増加している” “自殺の主な原因はいじめ” ―当たり前のように連日メディアで報じられる教育問題。 しかし、これらは根拠なき嘘の問題だった! 現代に語られる教育問題とは、どのようにして“問題“となるのか? 問題解決のプロセスに沿って教育問題がいかに誤って語られるのかを解説し、問題の本質に迫る。 “教育問題の常識”が変わる一冊。 高校生からを読者の対象として視野に入れているからか、 文章体がこのようなトピックにありがちな“である調”ではなく、“ですます調”であり、 さらにイラストや図を併記しているため非常に読みやすい。 教育に少しでも興味がある、又は関わる人にはオススメ。
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【概略】 「最近の若者は・・・」と同じ次元に入ってしまった「これだから『ゆとり』は・・・」は、本当なのか?少年の凶悪犯罪は本当に増加しているのか?フィンランドの教育は、本当に最高なのか?教育問題の「問題」をどう捉えるのか?提示されているデータは、しっかりとした見方でもって判断さ...
【概略】 「最近の若者は・・・」と同じ次元に入ってしまった「これだから『ゆとり』は・・・」は、本当なのか?少年の凶悪犯罪は本当に増加しているのか?フィンランドの教育は、本当に最高なのか?教育問題の「問題」をどう捉えるのか?提示されているデータは、しっかりとした見方でもって判断されているのか?あらゆる「教育問題」の周辺にある事柄に対し、リテラシーを持って臨むために投じられた一石。 2020年01月12日 読了 【書評】 やはり講演のために読んでみようと手に取った一冊。 印象的な表現として「情緒的な断定」というもの。事実を認識するにあたり、情緒的な表現でぶった切ってしまうことの不毛さに触れていたのだけど、本当にその点は共感できるね。自分自身も陥ってしまいがちなのだけど、「好き」「嫌い」で判断してしまうこと、多いのだよねぇ。注意しないといけないのは、事実を客観的に見て判断をする場所と、情緒的な断定を活用(?)する場所の線引き。人間は感情で成り立ってる生き物だから、逆に情緒的な断定が必要な時もあったりする。でもそれが全てだと恐ろしい。バランス、必要だよ。 自分は教育学や教育問題について(子どももいないし)かなり距離感がある立場にいて。だから各層の学校が抱えてる問題や、逆に日本の教育制度の良さなど、偉そうに語ることができる立場ではないけれど、この本を通じて、それぞれ話題に挙がっている問題を、色々な人達がいかに一面的にぶった切ってるのかは、理解できた(笑)そして、本物(?)というか、本当に(?)考えている人達ってのは、時に目立たないよなぁ~とも(笑)目立ってるから凄いって訳じゃないんだよね。目利きの能力、磨きたい。 この本は、「教育問題、〇〇については△△だ!××については□□だ!」という自説を説いた本ではないんだよね。だから「教育問題」という言葉をなにか別の言葉に入れ替えても楽しく読める。リテラシーを上げるための訓練ができる本、といってもいい。 そうは言っても教育問題を語ってて(笑)さらにこの本をオススメなのは、各種問題(例えば不登校とか)について、各種の本をオススメリスト化してくれてるところ。著者のお二人は文章からバランスのとれた印象を受けてて。そんなバランスのとれた方達が「読んでみて」というからには・・・読んでみたくなるよね。 そういった意味では、自分もそんなバランスのとれた書評を書き続けたいなとも思ったなぁ。 そして、一冊一冊・・・読み重ねるにつれ、ますます「社会学」的な要素に大きな興味を抱きつつある自分がいることに気づくのであった(笑)
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