- 中古
- 書籍
- 書籍
乙女の密告
定価 ¥1,320
220円 定価より1,100円(83%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/07/24 |
JAN | 9784103276616 |
- 書籍
- 書籍
乙女の密告
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
乙女の密告
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.1
222件のお客様レビュー
アンネ・フランクの「アンネの日記」を下地にした芥川賞受賞作品。本作で起きる出来事と「アンネの日記」で起きた出来事がリンクされ、アンネと主人公のみか子の置かれている立場は違えど、アンネはユダヤ人であることを、みか子は教授との誤解された関係について密告されることに怯えながら生活する。...
アンネ・フランクの「アンネの日記」を下地にした芥川賞受賞作品。本作で起きる出来事と「アンネの日記」で起きた出来事がリンクされ、アンネと主人公のみか子の置かれている立場は違えど、アンネはユダヤ人であることを、みか子は教授との誤解された関係について密告されることに怯えながら生活する。噂が好きな乙女たちのターゲットが麗子様からみか子へ移り、それでも麗子様を変わらず信じるみか子の姿が、外国語大学でのスピーチコンテストのために練習し、暗記した言葉が出てこないという状況によって、より象徴的な姿として作中で描かれている。 バッハマン教授が肌身放さず持っていたアンゲリカ人形とは結局何であったのか、最後まで理解することができなかった。
Posted by
こんなに読んでいてリズムカルで楽しい文章読んだことがないかも。 読んでいてなんだか笑えてくる。 バッハマン教授の個性的が過ぎるところ、麗子がスピーチ練習に熱心な訳、すべて最高だった。 120頁程度で長くなく最後もなんかほんのり胸の奥が温かくなるような話だった。
Posted by
『アンネの日記』をゼミで学ぶ乙女たち。アンネの言葉に重ねて自分自身の底から吐き出される言葉。探って探って自分の中。乙女のアンバランスでまっすぐな内面。アンネと共鳴する。教授も先輩も友達もぶっ飛んでる。叫び。おもしろい。
Posted by