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乙女の密告
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/07/24 |
| JAN | 9784103276616 |
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乙女の密告
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乙女の密告
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商品レビュー
3.2
229件のお客様レビュー
外国語大学に通う乙女たちはいつでもどこでも辞書を引いている、ふ~ん 今、ここで学ぶ乙女たちはアンネ・フランクのアンネの日記をドイツ語でスピーチするという課題に向けて、血を吐くほど練習している。 でもドイツ語の発音は難しい、いつも同じところを忘れる・・・ そこにあらぬうわさが流れ。...
外国語大学に通う乙女たちはいつでもどこでも辞書を引いている、ふ~ん 今、ここで学ぶ乙女たちはアンネ・フランクのアンネの日記をドイツ語でスピーチするという課題に向けて、血を吐くほど練習している。 でもドイツ語の発音は難しい、いつも同じところを忘れる・・・ そこにあらぬうわさが流れ。 乙女は噂好き 乙女は群れる 乙女の好奇心は止められない こういうことを京都弁でつらつら語られる 愛すべき乙女たち、そんなこんなでいつの間にか女になっていくんやな。 第143回芥川賞受賞
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
母の書棚から見つけた本で芥川賞作品というので期待せずに読んだら意外に面白かった。 京都の外大の女子大生たちがスピーチコンテストの題材で『アンネの日記』の一部を一日で暗唱してこいとの教授からの指令。血反吐を吐くほどの努力をしろと言われたものの、いざ暗唱を発表するとどうしても同じ個所が忘れて出てこない記憶喪失になってしまう。アンネの心境、一番大事な出来事、そしてアンネの心の叫び。物語を通して『アンネの日記』をどう読み取るのかってことを学べる本になっている。アンネの日記なんて小学生だか中学生の時に読んだ以来でほとんど忘れかけていたが、この題材はいつ読んでも人の尊厳を考えさせられる。主人公が何度も躓いた忘れてしまう箇所がアンネの一番言いたかった、伝えたかったセリフで、決して秘密の空間での恋心なんかではなかったと気づく。 淡々とした内容だけど心染み入るいい作品に出合えた。タイトルもいい!
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乙女の世界を透明感のある文章でえがき上げているのにうなる。すぅっと物語の世界にいざなわれたが、終盤の現実的な話で消化不良を起こした。そこで隠喩に気が付いた。 私は『アンネの日記』は読んだことがないが、本書で引用されている内容から察するに、「他人から見た自分と本当の自分」、「自分...
乙女の世界を透明感のある文章でえがき上げているのにうなる。すぅっと物語の世界にいざなわれたが、終盤の現実的な話で消化不良を起こした。そこで隠喩に気が付いた。 私は『アンネの日記』は読んだことがないが、本書で引用されている内容から察するに、「他人から見た自分と本当の自分」、「自分はどうみられているのか」、「本当の自分はどうあるべきか」といった記述があるようだ。これは本書の乙女の世界と重なる。 そういう目で改めて物語を思い出すと、あれはどういう隠喩だったのだろうと思う箇所がたくさんでてきて、AIで壁打ちをしてしまった。 AIは、バッハマン教授の人形アンゲリカと同じだと思った。 評価の分かれる作品だと思うが、私は4.5ぐらい。
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