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蒼路の旅人 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/07/28 |
| JAN | 9784101302799 |

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蒼路の旅人
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蒼路の旅人
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商品レビュー
4.4
282件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ラスト30ページの展開と言ったら。 守り人シリーズとは視点の異なる旅人シリーズの第二作目。歴史小説も大好きな自分には、チャグム視点で外交や政治の戦略渦巻くこの旅人シリーズもまたたまらないジャンル。特に今作は少年時代が終わろうとしているチャグムの精神の成長、その中でも幼い頃から残る彼の変わらぬ心根の美しさ、高潔さが頁から輝き立つように伝わって来て、端的に言って「尊。」。 とはいえ、本作ではこの後の三部作へ続く広大な物語の最初の火種を丁寧に描いて行っているので、途中「どこへ着地するんだろう…」という瞬間もあり、自分のように細切れ時間でしか本を読めない人間だと、途中息切れしてしまうこともあった。 という感覚でもあったものが、ラスト100ページくらいでまた物語が急加速し、最後の30ページでは思わず大号泣しながら、「なんで自分はこの作品を読んでいなかったんだ?」と毎度お馴染みの感情を抱えながら読了したのでした。私は何度このシリーズに泣かされるのか。今から三部作読むのが怖い。
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タルシュ帝国の侵略からヨゴ国を守るためにチャグムが取った方法は・・・どうなるのか。 これから始まる物語に期待。 バルサがどう出てくるのか・・・
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守り人シリーズ第六作。チャグムのターンです。 「泣ける度」は「最初から涙腺崩壊、解説まで泣けちゃうよ」です。この作品単体でももちろん読めるけれど、シリーズとして読む人は今までの登場人物の来歴を思って胸が熱くなるはず。再読の人ははじめから胸が締め付けられるはず。 あとがきで著者...
守り人シリーズ第六作。チャグムのターンです。 「泣ける度」は「最初から涙腺崩壊、解説まで泣けちゃうよ」です。この作品単体でももちろん読めるけれど、シリーズとして読む人は今までの登場人物の来歴を思って胸が熱くなるはず。再読の人ははじめから胸が締め付けられるはず。 あとがきで著者自身が「私が心惹かれるのは、絶対の視点がない物語です」と書いている通り、この物語にも「絶対」というものがない。新ヨゴ皇国から見た世界とタルシュ帝国から見た世界はもちろん違うし、チャグムから見た世界と父帝の見る世界も違って、どちらが正しいというわけではない。そういう物語だからこそ胸に迫るし、一読者でありながらたくさん考えて切なくなったりするんですよね。 あと私がとても推しているのが「イケメン」「美女」が出てこないところ。いえ、いると思うし、チャグムだって何度も「品のいい顔」という書かれ方をしているんだけど、それはその世界のその時代の尺度だし、それこそ絶対的な価値観ではないから重要な観点ではないという意味なのか。美醜に重きを置いていないところが壮絶に好きです。昨今のラノベ、ルッキズムを煽りすぎじゃないですか? 守り人シリーズ全体として考えた時、かつては「守られる側」だったチャグムが「少年期」を経て「青年」となる過程が鮮やかだし、それとリンクして艱難辛苦が降りかかり、望まぬペースで成長しなければならない苦悩も見える。チャグムには悪いけど、こうして悩み抜いて苦しみ抜いてくれるからこそ、読者も他の登場人物も皆肩入れしたくなるんだろうなあ。 これから読む人に注意したいのは、これ読んだら次の日目のむくみがひどいです。なんたって最初から最後まで号泣レベルの泣ける度ですからね。次の日デートや免許更新を控えている方は避けたほうがいいですよ。目がパンパンに腫れた写真で5年間過ごすことになりますよ。 自分用メモネタバレ。 〈狩人〉の中では、ジンは新しい考え方もできる柔軟な男であり、かっこいい! ユンは帝寄り。あまり好きじゃない(偏った読み方!) ラウル王子は四十絡みのおっさん。小男。 ヒュウゴはねえ…できれば別の形で会いたかった…切れ者だし自分なりの正義感や倫理観を持っている男で、好きですね。
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