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NECK 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2010/07/14 |
| JAN | 9784062767064 |
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NECK
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商品レビュー
3.5
44件のお客様レビュー
首にまつわる四編を収録したホラーともミステリーともつかぬ不条理短編集。 舞台の脚本や映画の脚本などが収録されているため、読点を極力省いて一気に読ます饒舌な舞城節は薄めですがどれもテイストが違って面白かったです。 「a story」 阿修羅ガール以来の女性一人称。パワフルでアグレ...
首にまつわる四編を収録したホラーともミステリーともつかぬ不条理短編集。 舞台の脚本や映画の脚本などが収録されているため、読点を極力省いて一気に読ます饒舌な舞城節は薄めですがどれもテイストが違って面白かったです。 「a story」 阿修羅ガール以来の女性一人称。パワフルでアグレシッブな愛子とは違いこちらの語り手は首の骨が多いのを除いては普通の女子大生。だけど「気に入るバイトがなけりゃ作っちゃおう!」精神で探偵事務所開設を本気で考えたりする結構ズレた子。 「首が通り道になってる」「道の中に首が含まれてるだろ?」と意表をついた発想が面白かった。美少女がなんでこんな得体の知れん男に一目惚れ?という都合よさは感じたけど奇想天外な展開にのめりこみテンポよく読めました。 「the original」 森に首まで埋められた三人の男を襲う恐怖。 元は舞台劇だったそうですが、確かにこれは見せ方次第で映えそうですね。限定空間におけるスプラッタ+心理戦はSAWを思い起こさせます。恐怖の正体が推理されども明確に言明されないのが怖い。最後のオチが酷すぎる……。 「the second」 キャンプに来た大学生たちが巻き込まれた惨劇。 舞城さんの挿絵つき。面白かったです。これも映画で見たいなあ……というか四編ともオムニバス式の映画にしてほしかったな。得体の知れない存在に襲われ追い詰められる学生たちというホラーの定石を押さえた展開。屋敷やそこの住人の不気味な存在感も際立ってます。 で、結局馬はなんだったんだ。 「the third」 人間の恐怖が幽霊を具現化するというネック理論の実践を試みる女性と彼女に惚れた大学生。ラブコメ風味であまり怖くないコミカルホラー。恋愛ありバトルありと収録作の中では最も娯楽的な話に仕上がってます。越前魔太郎氏が一番好きです。彼はまたどっかにでてきてほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは、完全に自分の勘違いだったのですが、あらすじに目を通さずに読み始めたために、てっきり一冊の分厚い長編小説だと思っていたんですよ。 ですので、1話目の「a story」から2話目の「the original」に読み進めたとき、あまりの内容の変わりっぷりにビックリしまくりました。「え?これ、どうやって繋げるの?この2話って繋がるんでしょ?」って。勘違いしまくりですな、、、 でも、こういう意表のつかれかたも、本の内容に驚くのとは違う意味のドッキリで、おもしろいものです。 「NECK = 首」という人体の一部位に着目して発想を膨らませ、全く違う4つの物語をつむぎだした、という点は、なかなかすげえなあ、と思った次第です。首、かあ。人体では重要な部位なのでしょうね。 1話が小説の形式。あとの3話は映画やドラマの脚本風に書かれていますが、個人的には、 第二話の「the original」が、ドキドキして恐くて面白かったです。 こんな状況、絶対イヤやわ、、、という不気味さと不愉快さと不条理さが、うーむ、上手い。おもろい。 映画でいうと「SAW」や「CUBE」みたいな雰囲気かなあ?と思った次第。 低予算で、撮影方法や見せ方や俳優さんの起用にこだわって映画化して、単館系の映画館で上映するような感じにしたら、ええ感じな気がしました。舞台化されてるみたいですけどね。映画のほうが、見てみたい気がします。
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『女の子として生まれた以上同性からの勝手な批評に耐えていくのはもう避けられないことなので、気にしない。』 「その台詞は頭で考えて出てきたものでしょうか?頭で感じて出てきたものでしょうか?心で感じて出てきたものでしょうか?心で考えて出てきたものでしょうか?」 『言葉としてはずっ...
『女の子として生まれた以上同性からの勝手な批評に耐えていくのはもう避けられないことなので、気にしない。』 「その台詞は頭で考えて出てきたものでしょうか?頭で感じて出てきたものでしょうか?心で感じて出てきたものでしょうか?心で考えて出てきたものでしょうか?」 『言葉としてはずっと知ってた台詞が、ようやく頭でじゃなく、心で理解できた。心が知って、心がゆっくり味わっている。』 『まだ福井がどこにあるのか知らないけれど、また会える。 いろんな人ともまだ遭える。 そしてそれが私の血肉になっていくのだ。』
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