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ラットマン 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2010/07/07 |
| JAN | 9784334748074 |
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ラットマン
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商品レビュー
3.8
553件のお客様レビュー
二転三転
間違いなく傑作でした!
道尾作品では1番面白かったです。
ラットマン
気持ちいいほどミスリードに踊らされていた。新事実が出るたびに思い込みを裏切られ展開が二転三転していくけれど、全体的に散らかった印象を受けないのが凄い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事件の犯人が二転三転する物語に、どんでん返しがあると分かっていてもやはり驚いた。全ての疑問、残された謎がしっかりと回収されきる快さを感じた。エピローグも、良い方向に物語が進んでいきそうな明るさがあって爽やかな終わり方となっていた。姉の事故とひかりの事件を重ね、父と自分、母と桂、姉とひかりを重ねて、過去と現在に繋がりを持たせながら登場人物の内面を描いて進んでいく構成が見事だった。 やはり、道尾秀介の書く作品は単なるどんでん返しミステリでは済ませられないと思う。「方舟」や「十角館の殺人」、「葉桜の季節に君を想うということ」など、素晴らしいどんでん返しがあるミステリを読んできたが、本作を読んで改めて、道尾作品は同じミステリでもまた違うジャンルであると感じた。前者の3作は、ラストで世界が鮮やかに反転することに重きを置いた、ラストの仕掛けに向かって進むよく考えられた作品だ。しかし、本作や「シャドウ」などの道尾作品(「向日葵の咲かない夏」は個人的には含まれない)は、ラストにどんでん返しがありつつも、登場人物の内面や心情描写に重きを置いた、読み終わってからも余韻が尾を引くような良い物語であると感じる。(自分自身はどちらも好みであるし、どちらが良いと言いたいわけではないことを断っておく。) 特に桂の中の葛藤や、母親との関わり方が見つからない苦悩、ひかりが父親と再会した時のひかりの心情描写は見事だった。
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