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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2010/06/25 |
JAN | 9784488218140 |
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修道女フィデルマの洞察
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修道女フィデルマの洞察
¥550
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
ミステリ。短編集。 前作に引き続き、どの作品も面白い。 世界観的には「晩禱の毒人参」がベストか。非常に考えさせられる。 ミステリ的には「まどろみの中の殺人」の設定が好み。 長編も読んでみたい。
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法廷弁護士(ドーリィー)、しかも最高位に次ぐ高い資格の持ち主、そして修道女である主人公フィデルマ。 古代アイルランドを舞台にした、スーパーウーマンというべき彼女は、修道女という立場もあり、奢ることなく理知的に謎を解き明かす。 本作のうち、決め台詞と言えるのは、「晩祷の毒人参」に...
法廷弁護士(ドーリィー)、しかも最高位に次ぐ高い資格の持ち主、そして修道女である主人公フィデルマ。 古代アイルランドを舞台にした、スーパーウーマンというべき彼女は、修道女という立場もあり、奢ることなく理知的に謎を解き明かす。 本作のうち、決め台詞と言えるのは、「晩祷の毒人参」に登場するこの言葉。 私には、あなたの罪に赦しを与えて差し上げることはできません。 どなたか同情的な聴聞司祭様に告解を聴いておもらいになるよう、お奨めいたします。(287頁) 本書は5編の短編からなる。 特に面白いと感じたのは「毒殺への誘い」。 全員(フィデルマも!)被疑者という展開。 一人残らずネクトーン氏(被害者)に憎しみを持つ理由がある。 もう一度言うが、フィデルマも、である! こんな困難からどうやって犯人を見つけ出すのか? そのなぞときと、それぞれの憎しみの原因を知るのが面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】毒殺への誘い Invitation to a Poisoning/まどろみの中の殺人 Murder in Repose/名馬の死 The Horse that Died for Shame/奇蹟ゆえの死 Murder by Miracle/晩禱の毒人参 Hemlock at Vespers 「奇蹟ゆえの死」と「晩禱の毒人参」に色濃く表れているフィデルマの価値観は、「キリスト教」一般のものではなく、地域性・時代性が強く感じられる。
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