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菜の花の沖(1)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1982/06/27 |
JAN | 9784163631103 |
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菜の花の沖(1)
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
物語が始まる予感!淡路島から神戸へ。樽廻船での航海に出る。予備知識なく読んでるので今後の展開が楽しみです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公 高田屋嘉兵衛の終生の時代小説。 江戸時代 封建制の中での漁師の扱い。商売に対しての倫理観、強烈な村社会独自のルール そんな、ほめられたモンじゃない今でも散見する日本文化の中でたくましく己を保ちながら徐々に小さな成功を積み重ねていく前半。 ロシア ピョートル大帝以降のヨーロッパの領土拡大主義に影響を受ける中でのクリル列島の騒動に巻き込まれ、鎖国真っ最中の日本人が独自の国際感覚でリコルド船長との信頼関係を築き、ゴローニン救出に奔走する。 なかなか重厚な6冊でした。嘉兵衛がロシア外交のパイオニアだったこと、ゴローニン救出のついでに日露和平のために列島の境界線を設けたこと。何気なくニュースで聞いていた千島列島のことだったが、こんな経緯を歴史的に抱えていることを知れたのはとても刺激的だった。 それから、子供たちと手作りカルタをやって覚えたラクスマンが出てきた時は改めて、学生時代もっと歴史の面白さをしっていればなーっと微妙な心境になった。
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再読。出生から初めて江戸に樽廻船を走らせ戻ってくるまで。淡路、兵庫、西宮、大坂など馴染みの土地もでてきて興味深い。
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