菜の花の沖(1) の商品レビュー
物語が始まる予感!淡路島から神戸へ。樽廻船での航海に出る。予備知識なく読んでるので今後の展開が楽しみです。
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主人公 高田屋嘉兵衛の終生の時代小説。 江戸時代 封建制の中での漁師の扱い。商売に対しての倫理観、強烈な村社会独自のルール そんな、ほめられたモンじゃない今でも散見する日本文化の中でたくましく己を保ちながら徐々に小さな成功を積み重ねていく前半。 ロシア ピョートル大帝以降のヨーロッパの領土拡大主義に影響を受ける中でのクリル列島の騒動に巻き込まれ、鎖国真っ最中の日本人が独自の国際感覚でリコルド船長との信頼関係を築き、ゴローニン救出に奔走する。 なかなか重厚な6冊でした。嘉兵衛がロシア外交のパイオニアだったこと、ゴローニン救出のついでに日露和平のために列島の境界線を設けたこと。何気なくニュースで聞いていた千島列島のことだったが、こんな経緯を歴史的に抱えていることを知れたのはとても刺激的だった。 それから、子供たちと手作りカルタをやって覚えたラクスマンが出てきた時は改めて、学生時代もっと歴史の面白さをしっていればなーっと微妙な心境になった。
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再読。出生から初めて江戸に樽廻船を走らせ戻ってくるまで。淡路、兵庫、西宮、大坂など馴染みの土地もでてきて興味深い。
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江戸時代の海商高田屋嘉兵衛を主人公とした歴史小説。 大学受験後に通し読みした。 当時嘉兵衛の人の良さに感心しっぱなしだった。
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江戸時代の船乗り、高田屋嘉兵衛の話です。淡路に生まれ、兵庫に渡ります。「宿」が違う網元の娘、おふさとの恋。よそ者の辛さ。兵庫に渡ってからのいきいきとした様子など、テンポよくすいすい読めました。まだ1巻だけしか読んでいませんが、次も楽しみです。
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江戸自体の船乗り高田屋嘉兵衛が主人公。彼の出身地の淡路島が菜種油の産地だったことにちなむ書名。今後、巻が進むに連れて彼は日本の枠を越えた活躍をしていくらしいのだが、1巻は淡路での幼年時代から兵庫での修行時代までをカバー。
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薦められて読んだけど、やっぱり苦手。 進まない。 2以降はたぶん読まない。読めない。 途中にいちいち、登場するもの・人の説明が入るから なかなか本題が進まない。 それがよくない。 ストーリー自体はまぁいいのに 余計な情報を入れすぎで全体としてつまらない。
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全6巻。江戸時代の商人、高田屋嘉兵衛のほぼ一生を書いた作品。当時の商人の経済観念、日本の国際社会におけるレベルがわかり、勉強になります。終盤読むのに疲れましたが、非常に爽快な作品でした。
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1〜6巻まで1ヶ月で読めた。ってことはけっこうハマったんだろうな。とくに花の無い物語ながら高田屋嘉兵衛の実直さが良い。
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高田屋嘉兵衛の話です。 淡路島出身の船乗りで江戸時代末期に蝦夷とロシアの貿易を開始した人の話です。
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