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英仏海峡の謎 創元推理文庫
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英仏海峡の謎 創元推理文庫

F.W.クロフツ(著者), 井上勇(著者)

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英仏海峡の謎 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1960/12/16
JAN 9784488106096

英仏海峡の謎

¥660

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2011/12/10

ドーヴァー海峡を漂うヨットから2つの死体が発見される。それはある証券会社の社長と副社長で、事件後に大金と重役が消え失せていた… クロフツらしいまったりとした話。 容疑者の数は少なく、フレンチ警部が丹念に何が起こったかを調べ、その足取りを追う。しかし中盤は少々単調で盛り上がりに欠け...

ドーヴァー海峡を漂うヨットから2つの死体が発見される。それはある証券会社の社長と副社長で、事件後に大金と重役が消え失せていた… クロフツらしいまったりとした話。 容疑者の数は少なく、フレンチ警部が丹念に何が起こったかを調べ、その足取りを追う。しかし中盤は少々単調で盛り上がりに欠けるかも。英仏を行ったり来たりしているうちに事件が解決してしまった感じ。 いつも思うのだが、フレンチ警部が出かけていく先の警察官は国内でも国外でもみな大変に協力的で気持ちがいい。実際みんなこんないい人だったら捜査もはかどるだろう。 あと、ポンドが二カ所”両”と訳されていたのは、60年刊行とはいえちょっと笑った。

Posted by ブクログ

2009/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フレンチ警部シリーズ 英仏海峡で見つかったヨットに乗った2人の死体。被害者はモスクン証券会社の社長モスクンと副社長ティーピング。射殺された2人の遺体。現場近くのボートに乗っていた重役のノラン。被害者の身元を確認したノランのアリバイの立証。倒産したモスクン証券。消えた150万ポンド。消えたモスクン証券の社員レイモンド。フランス警察との合同捜査。船乗りとして身を隠すレイモンドの証言。何者かに薬を飲まされフランスに置き去りにされたレイモンド。ノランに疑いを向けるフレンチ警部。  2009年3月25日再読  2011年6月16日再読

Posted by ブクログ

2005/06/13

とりあえず、船外モーターのことが発見された時点でアリバイ崩しが 思い付かなかったのは悔しい。頭の隅に、犯人のランチがもう少し早ければ アリバイが崩れるのにという考えがあったのに、フレンチがすっかりはしけ 捜索ばかりしていたのでだまされてしまった。読み終わってみると、結構 事件は平...

とりあえず、船外モーターのことが発見された時点でアリバイ崩しが 思い付かなかったのは悔しい。頭の隅に、犯人のランチがもう少し早ければ アリバイが崩れるのにという考えがあったのに、フレンチがすっかりはしけ 捜索ばかりしていたのでだまされてしまった。読み終わってみると、結構 事件は平凡だったような気がする。ただ、容疑者が2転3転するところや、 船に残ったエスデールの血痕など十分惑わしてくれて良い作品であると 思う。

Posted by ブクログ

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