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昭和16年夏の敗戦 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2010/06/22 |
| JAN | 9784122053304 |
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昭和16年夏の敗戦
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昭和16年夏の敗戦
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
何故日本は開戦に至ったのか?漠然とした知識として有ったが、これほど深堀りした本は珍しい。 ・内閣が総辞職 陸軍相だった東條が天皇の勅命で内閣総理大臣を引き受けることに 開戦反対派を任命した ・若手のエリートを集め、総合戦研究所を設立 36歳が総理大臣 戦争の可否を研究 絶対敗戦の結果受け入れられず ・内閣とは別に統帥部が有り、主戦派 抑えられず ・アメリカから石油を止められたための石油争奪戦争 シュミレーションをするにも海軍、陸軍が備蓄量を隠す。開戦有りきのシュミレーションになる ・3国同盟 ドイツはソ連を急襲 中東の石油争奪が失敗に終わったため。 戦況が一気に悪く ・米は日本の暗号を解読 開戦準備を知っていた ・
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データがあるだけでは意味がない。 それをどう解釈し、どう決断するのか。 「昭和16年夏の敗戦」を読み切りました。 この本からは、多くの現代的な問いを学びました。 優秀なメンバーをどう活用するのか。 データやその分析、解釈をどのように意思決定に活かすか。 利害の一致しない組織で、ど...
データがあるだけでは意味がない。 それをどう解釈し、どう決断するのか。 「昭和16年夏の敗戦」を読み切りました。 この本からは、多くの現代的な問いを学びました。 優秀なメンバーをどう活用するのか。 データやその分析、解釈をどのように意思決定に活かすか。 利害の一致しない組織で、どのように物事を前に進めるか。 日本は負けるべくして負けた、とか、誰か特定の人物が悪いといった単純な議論ではありません。 そもそも明治維新から作り上げてきたシステムが、藩閥がなくなったことでデメリットが顕在化してしまったこと。 天皇と統帥部の位置づけがあいまいであるにも関わらず、強権だったこと。 「総力戦研究会」という敗戦を予期していた組織の活動も含め、いろいろな分岐がありました。 しかし、結果的に無条件の降伏という敗戦となりました。 昔も今も、優秀な人の割合やその優秀さはそれほど変わらないでしょう。 むしろ昔の人の方が、根性や執念という意味では、国家運営の面で優秀であったはずです。 それでも敗戦必至の太平洋戦争に突っ込んでしまったのは、時代の流れといってしまえばそれまでですが、実際そうなのだと思います。 その中で、個人も時代の流れに逆らえず、流されていきました。 このような戦争の本を読むたびに、個人として見れば、結局生き抜くことが一番重要だと思います。 明治維新や第二次世界大戦など、戦争後は全く違う世界があります。 それまでの価値観が変わりうるし、その変わった世界でまた違う立身の芽も確実にあります。 だから、命を捨ててまで矜持を貫くといったことはしない方がいい、と思いました。 これは弱虫な思想かもしれませんが、大事にしたいです。 あとは、データやその分析結果がどれだけあって、それが立派なものでも、分析それ自体に価値はありません。 その分析をどう解釈し、意思決定し、行動するか。 これが結局は重要です。 AI社会がきてもそれは変わらないでしょう。 下手したら、そこが人間の弱み、または強みであり続けるはずです。
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二度の挫折を経て漸く読破…!石破さんが80年談話で取り上げてたこともあり、絶対に読み切りたかった一冊。 新書「あの戦争は何だったのか」の論にも重なる部分が散見され、並行して読みきれなかったことが悔やまれる…… 総力戦研究所が主題とはいえ、東條英機の描かれ方が印象的だった。彼に...
二度の挫折を経て漸く読破…!石破さんが80年談話で取り上げてたこともあり、絶対に読み切りたかった一冊。 新書「あの戦争は何だったのか」の論にも重なる部分が散見され、並行して読みきれなかったことが悔やまれる…… 総力戦研究所が主題とはいえ、東條英機の描かれ方が印象的だった。彼にも責任はあるとしつつも、1人のみを悪玉として矢面に立たせること(および彼を無邪気に矢面に立たせている国民たち)に対する、そこはかとない批判感情のようなものというか。 私自身自分で色々本を読むまでは、東條英機の独裁だと思ってたから、思いを改めさせられる。 改めて歴史は、生き残った人間の語りたいように語られるんだなという思いと、であるからしていつでもその多面性に留意して眺める努力をしていきたいと思わされた。
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