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ルポ 差別と貧困の外国人労働者 光文社新書

安田浩一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/06/20
JAN 9784334035686

ルポ 差別と貧困の外国人労働者

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商品レビュー

4.1

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2021/12/19
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ルポ 差別と貧困の外国人労働者 (光文社新書) 新書 – 2010/6/17 現代の人身売買というこの酷い事実を社会はもっと広く共有するべきだ 2011年10月9日記述 ジャーナリストの安田浩一さんによるルポタージュ。 実際に現場へ出向き取材をし写真を取り・・という地道な取材を積み重ねた中で見えてきた Fact=事実に驚くばかりだった。 中国人の研修生という形での重労働と日系ブラジル人の解雇問題等を解説している。 特に前半の中国人研修生の酷い労働実態には読んでいて日本の暗部、恥部が凝縮されているように思った。 時々ニュースや新聞記事になることもあるが、あまりその実態に迫ったものは少ない。 実際本書を読むまでの私自身の認識の甘さを恥じている。 預金通帳、キャッシュカード、パスポートを取り上げられた上で長時間労働、安い賃金 (月で5〜7万円程・・しかも調査機関への対応のために建前用の2重帳簿まで作る有様) パワハラ、セクハラ、暴行事件は日常茶飯事のように起きているものの表に出てこない構造。 (強制的に作らせる仮の借用書等)強制帰国、人権侵害のオンパレードに怒りが込み上げてくる人も いるだろう。我が国日本では義務教育などでも人権の大切さを教えているはずなのだが・・・ 経営者たちのモラルのなさ、どこかで悪い事をしているという認識がまるでない事にも呆れる。 この事実を広く社会に認知してもらい問題の解決を願わずにはいられない。 後半は日系ブラジル人たちのリーマン・ショック後の解雇で苦しむ姿などが書かれている。 ただ個人的に前半の中国人研修生問題のインパクトが強すぎて、この日系ブラジル人たちの項目が なんだが色あせてしまった。理由としては例えば 社会保険や雇用保険に未加入のまま働かされた等だ。もちろん許されることではない。 しかしこの問題は日本人の非正規雇用者にも当てはまる点が多く日系ブラジル人固有の問題というものが ぼやけてしまったためかもしれない。

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2019/06/27

中国人研修生、実習生の日本での過酷労働レポート、ブラジル日系人の出稼ぎ実態レポートの2本を柱に書かれている。中国人の研修生は時給300円、残業代はさらに安く、休みなしで働かせているようだ。労働者ではなく、あくまで研修生という立場らしいが、今でも改善されていないのだろうか。マスコミ...

中国人研修生、実習生の日本での過酷労働レポート、ブラジル日系人の出稼ぎ実態レポートの2本を柱に書かれている。中国人の研修生は時給300円、残業代はさらに安く、休みなしで働かせているようだ。労働者ではなく、あくまで研修生という立場らしいが、今でも改善されていないのだろうか。マスコミではほとんど取り上げられていないように思える。

Posted by ブクログ

2019/05/21

日本の「民度」の低さを露呈させる作品。 あとがきに少しの希望が見いだせるが、全体的にはなにも進展していない現実。

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