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母 オモニ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2010/06/04 |
JAN | 9784087814446 |
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商品レビュー
3.6
48件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯には「自伝的小説」とあったが,おそらくほとんどのことは事実なんだと思う。自らのオモニをめぐる人々の生き方を中心に書かれた自伝的小説。 文字を書けず,読めもしなかったオモニの言葉には,生きて体験してきたからこその内容が含まれていて,一言一言が重く感じる。 母。それは、いつの時代にも子供たちの心を虜にせずにはおかない。幼少の頃,子供以外の何者でもなかったすべての者にとって,母は絶対的な存在だったはずだ。たとえそれが,激しい愛憎をともなっていたとしても。 と「プロローグ」の冒頭にある。まさに,だからこそ,姜尚中は「母(オモニ)」を公にする価値があると判断したのだろう。「母」というのは,だれにも通じる話題。そして,共に考えることのできる話題なのだ。 戦争中の日本に生きて,朝鮮戦争でふるさとが分断され,日本では差別的な待遇を受けながらも生きてきた在日の人たち。そのまっただ中を生きてきた「オモニ」の姿は,とても強くて,優しくて…。 姜尚中氏の文章は,とてもきれいな日本語だ。わたしなど,使ったこともない言葉で表現している。もっともっと言葉の勉強もしたいなと思わせてくれる本でもあった。 最後のオモニからのテープは,よかった。
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姜尚中本人と言うよりは、タイトル通りその母の人生が綴られ、その中に姜尚中のルーツや在日の苦悩が垣間見える。作者の著書である心とは異なるアプローチによって自らを模索するような、姜尚中あるいは在日特有の感受性が浮き出ているように感じる。 読んでいてどうしても、孫正義の育ちと混乱して...
姜尚中本人と言うよりは、タイトル通りその母の人生が綴られ、その中に姜尚中のルーツや在日の苦悩が垣間見える。作者の著書である心とは異なるアプローチによって自らを模索するような、姜尚中あるいは在日特有の感受性が浮き出ているように感じる。 読んでいてどうしても、孫正義の育ちと混乱してしまうシーンがある。それほど、戦後の在日のおかれた環境が似通ったものだったという事だろう。 国を持たない人たちのある種の強さは、自らの立場が常に揺らぐ中において、同族の人間関係や、お金や教養といったものを普通以上に大切にするからかも知れない。
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韓国のお母さんってこんなにいい人なの?と感動しました。 母をお願いを読んだ後だから、なおさら思うのかも。
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