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サラの鍵 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/05/30 |
| JAN | 9784105900830 |
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サラの鍵
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商品レビュー
4.3
112件のお客様レビュー
運命との対峙の仕方や、人と人との心の通わせ方について考えさせられる内容だった。 ヴェルディヴを体験した少女サラの足跡を、2002年にジャーナリストのジュリアが追いかける。この事件がマレ地区というおもいっきり都心部で起きていたことに驚いた。当然、市民は、見ていた。 物語の主軸は...
運命との対峙の仕方や、人と人との心の通わせ方について考えさせられる内容だった。 ヴェルディヴを体験した少女サラの足跡を、2002年にジャーナリストのジュリアが追いかける。この事件がマレ地区というおもいっきり都心部で起きていたことに驚いた。当然、市民は、見ていた。 物語の主軸は、パリ近郊のユダヤ人13,152人が、同胞であるフランス警察の手によってナチスの絶滅収容所へ送り込まれた史実。ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件、通称ヴェルディヴ。 1942年7月16日から17日にかけて検挙されたユダヤ人たち、しかも4,115人は子ども。計13,152人が、ヴェロドローム・ディヴェールという競輪場へぎゅうぎゅうに押し込まれ、ろくな食事を与えられずトイレが詰まって溢れかえるなか6日間も放置。この時点で死者が出る。その後全員が絶滅収容所に送られ、奇跡的に生還したのは約400名で、子どもはほとんど還ってこなかったそうだ。 さらにこの事実は長年隠蔽され、見た者も口をつぐみ、1995年に大統領が政府として謝罪するまで忘れ去られていた。著者も、1995年に初めて知り、ショックを受けたので、いつか調べて本を書こうと決めたらしい。 いろんな人が何かを隠して生きていることも露呈する。ジャーナリストのジュリア自身も、生き方にどこか嘘があるが、取材の過程で段々覚醒していく。 受け入れるには辛すぎる運命もある。ましてナチス圧政のもと、個人の力には限界があった。でも、事実を受け入れなければ、いつか人間関係は破綻する。 一冊読み終えて、素直に感じたことは、偽らない生き方を目指そう、ということ。不安や権力に負ける時があったとしても、最期まで諦めないで挽回したい。それは、戦争や政治の話とは限らず、日々の生活とコミュニケーションで試される。真心で繋がらないと苦しく、結局、真心が恋しくなる。双方の真心がないと人生は悲しい。 2015年5月22日読了
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#13奈良県立図書情報館ビブリオバトル「the world(is ours again)」で紹介された本です。 2012.3.3 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-748.html?sp
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB02212973
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