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アメリカの友人 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 1992/07/04 |
JAN | 9784309461069 |
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アメリカの友人
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
『太陽がいっぱい』のアランドロン演じる主人公がどっこい生きていて、またまただまし討ち。 古典かおるミステリーなり。
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- ネタバレ
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リプリー・シリーズ第3作。 復刊された『太陽がいっぱい』『贋作』に続けて読んだが、今のところ本書が一番エンタテイメント性が高かったと思う。 意外にアクションもこなすのね、リプリー……。
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パトリシア・ハイスミスのリプリーシリーズ。 実は、リプリーシリーズだと思わずに買いました。リプリーはね、私にとってアラン・ドロンは初恋の人だから読まないの。ま、「太陽がいっぱい」のアロン・ドロンは嫌いなんだけど、イメージ壊されたくない、つか、アラン・ドロンが演技ヘタなのわかっ...
パトリシア・ハイスミスのリプリーシリーズ。 実は、リプリーシリーズだと思わずに買いました。リプリーはね、私にとってアラン・ドロンは初恋の人だから読まないの。ま、「太陽がいっぱい」のアロン・ドロンは嫌いなんだけど、イメージ壊されたくない、つか、アラン・ドロンが演技ヘタなのわかってるから(初期はね)原作で打ちのめされたくないの。 なのに、ネットで買うと、これだww ま、3作目で、リプリーは結婚してフランスで優雅に暮らしてる。「太陽がいっぱい」の雰囲気は微塵もなかったのでOK。 ある日リプリーは、友人に「殺人」を頼める人を紹介してくれと、懇願される。リプリーは病気で余命がないという額縁職人を遠まわしに紹介する。 根っからの犯罪者たちに巻き込まれた一般人の悲劇というべきか。 この余命がない、という設定でスパイスが効いている。だからって説得力があるとはいえないよね、と思うんだが、そこはハイスミスの筆力で説得力満々にされてしまうのであった。 そして、その大波小波の間を滑るように行くリプリー。 悪の魅力満載です。 いやあ、魅力的です。さすが、ハイスミスが唯一シリーズで書いた人物だけあります。 読後は……シャンパンの泡のように。 舌の上に、くっと酸味が残ります。 うん。辛口のシャンパンのような作品でした。
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