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生者と死者 酩探偵ヨギガンジーの透視術 新潮文庫
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生者と死者 酩探偵ヨギガンジーの透視術 新潮文庫

泡坂妻夫(著者)

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生者と死者 酩探偵ヨギガンジーの透視術 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1994/10/27
JAN 9784101445069

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商品レビュー

3.6

89件のお客様レビュー

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2026/03/25

つい先日、娘の付き添いでブックオフへ行った時に物珍しい本に出会った。 ビニールに包まれたその本には、「取り扱い注意!」「消える短編小説入ってます!」と書かれている。帯には、【お願い】「はじめは各ページを切り開かず、必ず袋とじのままお読み下さい」こんなこと書かれたら気になって仕方が...

つい先日、娘の付き添いでブックオフへ行った時に物珍しい本に出会った。 ビニールに包まれたその本には、「取り扱い注意!」「消える短編小説入ってます!」と書かれている。帯には、【お願い】「はじめは各ページを切り開かず、必ず袋とじのままお読み下さい」こんなこと書かれたら気になって仕方がない。好奇心に負けお買い上げ。 帰宅して早速、ページを捲ると15ページごとに截断されていない袋とじの状態で製本されていた。 この風流な趣向はかつての限定本や愛蔵本を思わせる明治~大正文学で流行っていたようだ。 本書の指示通り袋とじは、そのままに短編を読み、ページを切る事に何となく抵抗感があったが袋とじを開けてみると、あら不思議本当に「別の長編物語」が姿を現した。 著者は奇術師(マジシャン)として名高い「泡坂妻夫」。本そのものをトリックの舞台に仕立て上げ、一冊で違う内容の短編と長編が味わえる、まさに一冊で二度美味しい作品。 よくもまぁ、こんな突飛な発想が浮かぶものだと感心してしまう。 「開けるな」と言われれば余計に見たくなるのが人間の性だ。 『鶴の恩返し』や『浦島太郎』ではないが読者の知的好奇心と心理的隙をついた実に巧妙でユニークな仕掛けである。 短編は不思議な味わいの物語だが、袋綴じを開き、行間に新たな文章が加わることで隠された余白の部分が明らかにされ、本格ミステリーへと早変わりする。 作中、ヨギガンジーの「人というのは不思議なもので、曖昧な言葉を聞いたとき自分が興味を持っているものに結びつけるものです」この作品自体がそういう心理的なトリックを狙った大がかりなマジックなのだと感じた。 デジタル化が進む現代だからこそ昔ながらの紙ベースの本の「遊び心」を大切にしたい。

Posted by ブクログ

2026/01/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

以前からタイトルは知っていた本書をようやく読む。図書館本で袋とじは当然空いているので、ネットで探して、(消える)短編→長編の順で読む。京極夏彦さんはページまたぎで文章が切れないようにしているけれど、本書はその逆を突いたびっくりなつくり。絶妙に読み誤らせるようなつくりになっているのがニクい。そして袋の中にしか登場しない人物もいて、そのあたりも16ページ単位という縛りの中で本当にうまく作っている。こんな本は他には知らない。それはそれは大変だったろうと想像する。

Posted by ブクログ

2026/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ものすごかった。消える短編て、長編をまとめたような話なのかと思ってたら全然もはや違う話だった。同じページを読んでるのに、短編の時と長編のときとで意味が変わる。ものすごい。里美なんて短編で女性だと思ってたのが長編だと男性だしね。もう本当にまるっきり全然違う話だよね。これを仕込めるってすごすぎる。しかもきっかり15ページおきになんて、できるものなの?信じられない!すばらしすぎる。衝撃の作品でした。

Posted by ブクログ