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階段途中のビッグ・ノイズ 幻冬舎文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/05/12 |
JAN | 9784344414754 |


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商品レビュー
4.2
249件のお客様レビュー
先輩2人がマリファナと覚せい剤で逮捕され、連帯責任で背部を言い渡された本田高校の軽音部。入部して1年のギターの啓人とベースの伸太郎は、部室を追われて屋上の前の階段で細々と練習をしていたが、いかんせんドラムもヴォーカルもいない状態。啓人は2年に在籍しているうちに、文化祭で行われる田...
先輩2人がマリファナと覚せい剤で逮捕され、連帯責任で背部を言い渡された本田高校の軽音部。入部して1年のギターの啓人とベースの伸太郎は、部室を追われて屋上の前の階段で細々と練習をしていたが、いかんせんドラムもヴォーカルもいない状態。啓人は2年に在籍しているうちに、文化祭で行われる田高マニアで演奏するのが夢だったため、軽音部の廃部が受け入れられなかった…。 あらすじを書いただけでもわかる青春小説である。本田高の軽音部で、洋楽の主にパンクロックやメロコアを演奏する。しかも幻冬舎文庫には珍しく、実在の曲、実在の楽器メーカーにお菓子の名前まで出てくるという、大盤振る舞い(何が?)である。 話としては、漫画やアニメ向けのような、大きな引っ掛かりの少ない流れていくストーリーであるが、そうは問屋がおろさないという部分も当然存在しており、ストーリーのフックとして作用している。良いね。 Green Dayから始まり、Kiss、Ramones、Queen、Offspringと、越谷オサムの趣味丸出しな部分が見ていて楽しい。そういえば別作品でAndrew WKを引用してたなあ。 また、ギターの演奏にもそれなりに一家言あるようで、パーツ名や演奏手法など、少し前に読んだ別の作家のスーパーギタリストの話には見られなかった表現があるのも面白い。ただ、テクニック至上主義の人が、パワーコードばかりの曲を弾く葛藤は、ちょっとわかりにくいかもしれない。 一方で、青春というとお決まりである恋愛については、なんら苦境に遭遇しないし、やたらと厳しい大人(教師)と高校生の対決軸もわかりやすいものである。 まあ、漫画かアニメになるんだろうなと思っていたが、案の定漫画化もされている模様。 今の高校生にとっては、曲がせいぜい1993年のもので、いくら何でも古いよと思うところはあるかもしれない。でもね、最近のヨルシカとかもこういうことをやってうまくなっていったんですよ。 歌詞が全部ひらがなで書かれているのは、越谷オサムらしいがちょっと鬱陶しかったかな。
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主人公•神山啓人は高校2年生。五つ歳上の兄と同じ県立大宮本田高校に通っている。兄が活躍した文化祭「田高マニア」に魅せられて入部した軽音楽部だったが、先輩達のしでかした不祥事のせいで廃部の危機に追い込まれてしまい…。 青くて眩しい青春グラフィティ。一人一人集まってくる仲間たち。顧...
主人公•神山啓人は高校2年生。五つ歳上の兄と同じ県立大宮本田高校に通っている。兄が活躍した文化祭「田高マニア」に魅せられて入部した軽音楽部だったが、先輩達のしでかした不祥事のせいで廃部の危機に追い込まれてしまい…。 青くて眩しい青春グラフィティ。一人一人集まってくる仲間たち。顧問になってくれる教師を探す苦労。同級生から向けられる白い目。そして、分かり合えたときの喜びと共感。 何もかもがベタで甘々で予定調和。だが、そこがいい(笑)日本の高校生には、この自由を謳歌する世界を未来永劫続けていってほしい。そう願う。 …ベース担当の伸太郎が"ひらがな"で口ずさむKISSの名曲の数々。わかる、オッさんにはわかるぞ。全部歌えるぞ(笑)
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青春ものが大好きな私にとって最高の1冊だった。 その場面場面で出てくる曲を流しながら読んでいたけど、特に屋上のドアを開け放ったあのとき、、、鳥肌止まらなかった。職場にも関わらず泣きそうになった。感動とはまた違って、青春のきらめきともう戻れない切なさに泣きそうになったよね、、、 「...
青春ものが大好きな私にとって最高の1冊だった。 その場面場面で出てくる曲を流しながら読んでいたけど、特に屋上のドアを開け放ったあのとき、、、鳥肌止まらなかった。職場にも関わらず泣きそうになった。感動とはまた違って、青春のきらめきともう戻れない切なさに泣きそうになったよね、、、 「感情」が伝わってすごくすごく良かった。。。 巻末に曲目リストがあるのも粋だね
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