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詩ふたつ 花を持って、会いにゆく・人生は森のなかの一日
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | クレヨンハウス |
| 発売年月日 | 2010/06/04 |
| JAN | 9784861011726 |

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詩ふたつ
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商品レビュー
4.5
33件のお客様レビュー
またまた、まことさんに素敵な詩集をご紹介頂きました♪ わざわざ図書館で借りられる本を選別して下さって、すぐに借りる事が出来ました、ありがとうございます! 本作はタイトルの通り、長田さんの2つの詩をクリムトさんの素晴らしい風景画と共に読める素敵な作品となっております。 クリムトさ...
またまた、まことさんに素敵な詩集をご紹介頂きました♪ わざわざ図書館で借りられる本を選別して下さって、すぐに借りる事が出来ました、ありがとうございます! 本作はタイトルの通り、長田さんの2つの詩をクリムトさんの素晴らしい風景画と共に読める素敵な作品となっております。 クリムトさんの絵は結構目にしていたのですが、こんな美しい風景画のイメージは無かったので驚きました。 1つ目の詩は『花を持って、会いにゆく』 「春の日、あなたに会いにゆく。 あなたは、なくなった人である。 どこにもいない人である。」 亡くなった大切な人への想いを綴った詩です。 感動のあまり、どう感想を書けば良いのか分からないのですが、残された我々と、どこにもいなくなってしまったその人との絆を美しく再生させてくれる詩です。 「死ではなく、その人が じぶんのなかにのこしていった たしかな記憶を、わたしは信じる。」 亡くなった人はどこにもいないのではなく、どこにも行かない、と言う長田さんの死生観は、こんな風に考えた事が無かったので心に沁みました。 クリフトさんの田舎町の風景画や農園の花畑の絵が添えてある事で、亡くなった大切な人はその辺で笑ってるかも知れないと思わせてくれます。 詩を書けるというのは本当に素敵な才能ですね。 大切な人との悲しい別れも、こんな風に美しく昇華させて残す事が出来るんですから。 私は何も出来ませんが、まことさんのお陰でこうして長田さんの美しい詩を読む事が出来て、私の死生観も少し希望が持てるものになりました。本当にありがとうございます。 大切な人とのお別れで苦しんでいる方には是非とも読んで頂きたい詩と観て頂きたい絵でした。 綺麗な花と綺麗な水を持って会いに行けば、いつでも会えるのかもしれません。 2つ目の詩は『人生は森の中の1日』 「何もないところに、 木を一本、わたしは植えた。 それが世界のはじまりだった。」 クリムトさんの描く森や沼の中で綴られて行く長田さんの優しい言葉が沁み入ります。 何かを成し遂げなくてはならないのじゃないか、選んだこの道は間違いだったのじゃないか、そんな原因不明の人生に対する焦りが、美しい絵と文章に穏やかに溶かされて行きます。 「森には、何一つ、 余分なものがない。 何一つ、むだなものがない。 人生も、おなじだ。 何一つ、余分なものがない。 むだなものがない。」 人生に無駄な事などない、と言うのは良く耳にする言葉ですが、こんなにもすとんと胸に落ちたのは長田さんの詩が初めてでした。 やはり詩は私の中では哲学書と同じ立ち位置です。 迷った時や辛い時に手にしたくなる。 と言っても読むものが決まっていて、同じものを繰り返し読んでしまうのですが、長田さんの本作の2つの詩も仲間入りしてくれそうです。 それにしてもクリフトさんの風景画が、長田さんの詩に合わせて描かれたのではないかと思う程にマッチしていたのですが、後書きを読んで納得しました。 以下、引用します。 --『詩ふたつ』に刻みたかったのは、いまここという時間が本質的にもっている向日的な指向性でした。心に近しく親しい人の死が後にのこるものの胸のうちに遺すのは、いつのときでも生の球根です。喪によって、人が発見するのは絆だからです。 そのことをけっして忘れさせないものとして、いつも目の前に置いて励まされたのは、グスタフ・クリムトの欄木と花々の圧倒的な絵でした。わたしにとってのクリムトは、誰であるよりもまず、樹木と花々の、めぐりくる季節の、死と再生の画家です。-- 長田さんご自身がクリムトさんの絵からインスピレーションを得ていたのですね。 繰り返しになりますが、まことさん、素敵すぎる詩集を教えて下さりありがとうございます! 何度も読んで手垢を付けてもう私の本にしておきました(図書館様に謝れ)
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本当に詩がふたつしかないんだけど この世の空気や言葉や幸せが詰まっている。 シンプルな言葉なんだけど飾らない。 平凡に見せかけて心に近寄る言葉。 それがクリムトの絵と共に 繊細に心にひびく。 この本に呼ばれた時に読んで欲しい。
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クリムトの絵と長田弘の詩の相性がとても良い、静かで美しい詩画集。あとがきも味わい深く、悲しみに寄り添うやさしさを感じられた。 “心に近しく親しい人の死が後にのこるものの胸のうちに遺すのは、いつのときでも生の球根です。喪によって、人が発見するのは絆だからです。”
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