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カシオペアの丘で(下) 講談社文庫

重松清【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/04/14
JAN 9784062766319

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カシオペアの丘で(下)

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商品レビュー

4.1

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2024/04/27

テーマは「ゆるす」こと「ゆるされる」こと。 友情、家族愛、背負ったもの、そして生と死。 本書は電車の中では読んではいけません。 そして下巻です。 故郷には帰らないと決めていたシュンは奥さんと息子とともに北都に戻ります。 そして、トシ、ミッチョと再会。 しかし、症状が悪化して入院...

テーマは「ゆるす」こと「ゆるされる」こと。 友情、家族愛、背負ったもの、そして生と死。 本書は電車の中では読んではいけません。 そして下巻です。 故郷には帰らないと決めていたシュンは奥さんと息子とともに北都に戻ります。 そして、トシ、ミッチョと再会。 しかし、症状が悪化して入院を余儀なくされてしまいます。 そんな中、シュンは過去に向き合い始めます。 祖父との関係、トシとのわだかまり、ミッチョとの関係。 自分の余命、炭鉱事故での命、そして、生まれなかった命。 うーん、重い。 シュンの症状悪化に伴い、シュンのかたる言葉が「ひらがな」になっている表現が切ない。 残された日々の中、 「ゆるす」こと「ゆるされる」こととは? 死を目前に家族に残したいもの、伝いたいこと。 生きるということ。 後半を通勤電車で読んでしまったのが失敗。 嗚咽が堪えきれませんでした。 周りのひと、この人、目を赤くしてなにしてんだろって思っていたんだろうな(笑) とってもお勧め

Posted by ブクログ

2024/04/24

「許されたくても許されない人生と、絶対に許せないという気持ちを持ち続けて生きる人生のどっちが辛いか」。 難しい… でも前者は自分に選択の権利がないのに対して、後者は許すか許せないか選べるんですよね。 トシは、自分の母親を寂しい人生だったと言いました。 それはシュンやクラセンを...

「許されたくても許されない人生と、絶対に許せないという気持ちを持ち続けて生きる人生のどっちが辛いか」。 難しい… でも前者は自分に選択の権利がないのに対して、後者は許すか許せないか選べるんですよね。 トシは、自分の母親を寂しい人生だったと言いました。 それはシュンやクラセンを許せないまま亡くなったから。 心の底ではゆるしてやりたい相手を、ずっとゆるさないまま生きていくのは寂しいことだから。 誰かを憎んだり恨んだりするのを支えに生きるのって、それはやっぱり寂しいことだから。 本当にそう思います。 自分自身悔しい思いをして、ある人を強く憎む気持ちがあります。 でも、その気持ちだけで生活するのは辛く寂しい。 時間の経過とともに忘れることで、自分のキズを癒して、いつか許すことができる人になりたい。 そんなことを思いました。

Posted by ブクログ

2024/01/18

10年後に読んだら今ときっと感想が違うし、20年後に読んだらまた違うと思う。そう思えることを幸せに感じられる読書時間だった。

Posted by ブクログ

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