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ランナー 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2010/04/08 |
| JAN | 9784344414495 |

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商品レビュー
3.4
89件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルで爽やかなスポーツ青春モノかと思いましたが、作者があさのあつこさんだもの、重苦しいものがありましたね…。 陸上部で将来を期待されていた碧李(あおい)はレースに負けたことで走ることへの恐怖を感じます。 家庭環境が複雑で、妹の杏樹のために部活をやめた碧李。 彼がいい子で胸が痛くなりました。 碧李の母千賀子は夫の不倫により離婚して子どもを引き取りましたが、杏樹は事故で亡くなった夫の弟夫婦の子なのです。 まだ別れた夫を愛している千賀子は杏樹に夫の面影をみて、複雑な思いを抱えています。今までかわいがっていたけれど今は見るのがつらいのです。 でもそれを杏樹にぶつけてしまうのは、杏樹も碧李もかわいそうだし、そんなに辛いのなら別れた夫に杏樹を引き取ってもらえばいいのに、と思いながら読んでいました。(終盤ではどうしようもなくなってそういう話になるのですが…) 陸上部にも家庭にも逃げ場がない碧李ですが、部活の顧問の先生や先輩マネージャー(彼女もある意味毒親に悩まされています)等、彼を心配して支えてくれる人がいます。 もう一度陸上と向き合う決心をした碧李は部に戻りますが、勿論皆が快く迎えてくれるわけではありません。 それでも走れることが嬉しい碧李は天性のランナーなのだと思いました。 続編もあるようなので続きを楽しみに読みたいと思います。
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Amazonの紹介より 家庭の事情から、陸上部を退部しようとした碧李。だがそれは自分への言い訳でしかなかった。碧李は、再びスタートラインを目指そうとするが──。少年の焦燥と躍動を描いた青春小説の新たな傑作。 てっきり爽快感あるスポーツ青春小説かと思ったら、そういったシーンより...
Amazonの紹介より 家庭の事情から、陸上部を退部しようとした碧李。だがそれは自分への言い訳でしかなかった。碧李は、再びスタートラインを目指そうとするが──。少年の焦燥と躍動を描いた青春小説の新たな傑作。 てっきり爽快感あるスポーツ青春小説かと思ったら、そういったシーンよりも、碧李の家庭事情に重点的にし、複雑な状況が描かれていました。虐待やヤングケアラーなど重めなテーマも含まれていて、碧李の葛藤に心動かされました。 あさのさんの文章力にも救われたように感じました。駆け抜けるかのような青春感と軽やかなんだけれども決してうわべだけではない心の葛藤が、心に響き、結果的にスポーツ青春小説として楽しめたので、その文章力が良かったです。 家族それぞれ色んな苦悩がありますが、それでも誰か手を差し伸べてくれるのではといった頼れる人達が多くいると見受けられるので、頼ってほしいですし、今後の陸上活動にも頑張ってほしいです。 読んだ後に気づいたのですが、この作品シリーズ本だそうなので、今後は家庭事情よりも陸上部の方に重きを置くかと思います。 今後、どのような活躍をされるのか楽しみです。 そして、碧李の家族が幸せになることを願いたいです。
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