1,800円以上の注文で送料無料

東ドイツのひとびと 失われた国の地誌学
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

東ドイツのひとびと 失われた国の地誌学

ヴォルフガングエングラー【著】, 岩崎稔, 山本裕子【訳】

追加する に追加する

東ドイツのひとびと 失われた国の地誌学

定価 ¥4,180

1,375 定価より2,805円(67%)おトク

獲得ポイント12P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未来社
発売年月日 2010/03/20
JAN 9784624112035

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

東ドイツのひとびと

¥1,375

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/06/05

ドイツの「悪」をすべて引き受けさせられたような東側の語られ方を、もうちょっとちゃんと見直そうという試み。 序文に書かれている通りの、「これを書く、このように書く」という志が素晴らしい。客観などありえないからこそ自分の主観を自覚して、それに引きずられないように注意して対象を見ていく...

ドイツの「悪」をすべて引き受けさせられたような東側の語られ方を、もうちょっとちゃんと見直そうという試み。 序文に書かれている通りの、「これを書く、このように書く」という志が素晴らしい。客観などありえないからこそ自分の主観を自覚して、それに引きずられないように注意して対象を見ていく視点。 市井の人々そのものを直接語るのではなく、人々を軸に出来事がどのような意味を持つのかを説く「論」。「論」だけど描かれるのは「東側の悪」にすぎない取るに足りないもののようには斬って捨てられない「人」。 政治の中枢以外の人々をさまざまな角度から読み解く。 たとえば建築。たとえば経済。たとえば芸術。たとえばセクシュアリティから。 東ドイツの話を読むと、どうしても「世界一うまくいった社会主義の国」のうまくいかなくなってきた今日この頃を連想する。均質な個がバラバラに存在していてつながれない、つながれない弱さと強さとか。違うところと似ているところと。 学ぶべきことだ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品