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銀河に口笛
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銀河に口笛

朱川湊人【著】

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銀河に口笛

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/03/05
JAN 9784022506993

銀河に口笛

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商品レビュー

3.6

34件のお客様レビュー

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2022/05/27

★今、キミはどこにいるんだろう。(p.273) 「今日はなにして遊ぶ?」という子供のわくわくした世界にある日スルッと入り込んできた不思議な少年。ぼくらと異なる世界の者という感じを漂わせつつ日常的なできごとに遭遇するけど子供には限界というものがありスパッと解決といかないこともある...

★今、キミはどこにいるんだろう。(p.273) 「今日はなにして遊ぶ?」という子供のわくわくした世界にある日スルッと入り込んできた不思議な少年。ぼくらと異なる世界の者という感じを漂わせつつ日常的なできごとに遭遇するけど子供には限界というものがありスパッと解決といかないこともある。なつかしくまぶしくせつない日々にSF要素がすこし。 ▼簡単なメモ 【一行目】あの頃のことを思い出すと、不思議な気分になるよ。 【青山】三年生当時の担任。 【ウルトラマリン隊】モッチたちがつくっていたグループ。エムイチ、ニシ、ムー坊。 【エムイチ】三浦康昭(みうら・やすあき)。小学生のときの友人のひとり。「ウルトラQ」に出てきた人工生命M1号そっくり。いつも食べ物の話をしている。今は某県の県会議員。 【空想】《コドモノ空想に、現実と非現実の境目なんかありはしないからね。》p.40 【小松麻美/こまつ・あさみ】モッチのクラスの女子学級委員。明るく優しいクラスの太陽のような存在。父は早くに亡くなり母親も最近亡くなったがけなげに生きている。 【小松美智也/こまつ・みちや】大雨の中をやってきた少年。小松麻美の弟で二歳下かな。 【ニシ】西川雄也(にしかわ・ゆうや)。小学生のときの友人のひとり。家は本屋。当人も知的好奇心旺盛。ささがわソロバン塾の黄色いカバンにいつも本と七つ道具を入れていた。カッパそっくり。後に書店経営しながら数冊のSF小説を書いた。 【林田智樹/はやしだ・ともき】→リンダ 【秘密基地】税務署裏手の塀に囲まれたデッドスペースにつくった。 【風鈴男】夜中に風鈴を鳴らしながら歩き回る。 【ベラ】光子。酒井酒店のおばさん。妖怪人間のベラに似ていたわけではないがなんとなく。チクリ屋で子供たちから嫌われていたがじつは理由があった。 【松原繁之/まつばら・しげゆき】画家。「屋根裏の散歩者」や「大暗室」のおどろおどろしいカラー口絵などを描いていた。 【ミーヤマ】新山。ちびのミーと名字にちなんで「ミーヤマ」。小学生の頃は坂本龍馬に似ていた。中学生になったときには別人のようにかわいくなっていた。家は「大鵬」という大衆食堂。 【ミハル】新井ミハル。慶明小学校の生徒。仲間になる。 【ムー坊】矢萩睦郎(やはぎ・むつお)。小学生のときの友人のひとり。女の子みたいにかわいい顔だがキレやすい。将棋が得意。幽霊は苦手。 【メメント】松原繁之が面倒を見ていた野良猫。 【モッチ】語り手の「僕」。望月直人(もちづき・なおと)。家はパン屋。商社に入り各地を転々とし今は千里で暮らす。 【リンダ】林田智樹。同じクラスに転校してきた不思議な少年。美少年。あだ名はとりあえず「リンダ」になった。本人も気に入ったようだ。 【ワタナベくん】皆が三年生だったとき五年生。「デメキング」と呼ばれていた。五年二組にいる誰も知らない四十三人目のクラスメイトを探してくれと依頼してきた。

Posted by ブクログ

2015/05/23

★2015年5月23日読了『銀河に口笛』朱川湊人著 評価B+ 昭和40年代前半の東京下町を舞台とする仲良し小学たちの3年生から4年生にかけての物語。 ちょうど筆者は、1963年生まれなので、当時の時代背景 文化 雰囲気は体感している。だからこそ、私のような同年代の読者には、昔懐か...

★2015年5月23日読了『銀河に口笛』朱川湊人著 評価B+ 昭和40年代前半の東京下町を舞台とする仲良し小学たちの3年生から4年生にかけての物語。 ちょうど筆者は、1963年生まれなので、当時の時代背景 文化 雰囲気は体感している。だからこそ、私のような同年代の読者には、昔懐かしく訴えるものがあるのでしょう。 ウルトラQ 仮面ライダー 怪人二十面相 少年探偵団 ドッジボール 魔法使いサリー その登場人物でお嬢様だったすみれちゃん などなど 他の年代の人聞いても、サッパリ分からない小道具がわんさか登場してなつかしい。 物語は、仲良し小学生達が、街中の秘密基地を基点に同級生たちの問題を解決していく。次第に中学生になり、高校生 社会人 オヤジとなって、その宝のような小学生時代を思い出し大切にしておくというお話。昭和40年代の空気を感じさせる物語を書かせたら、この朱川湊人が一番でしょうね。

Posted by ブクログ

2015/01/04

小学生の頃のお友達とのつながりって特別だった。濃かった。それが中学になると、本当それぞれの道が別方向へ伸びていくんだよね。リンダは今度はどこにいったんだろうなぁ。何を思って一緒に小学生やってたんだろうか。聞いてみたい。

Posted by ブクログ

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