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ハイドラ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/02/26 |
| JAN | 9784101313313 |
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ハイドラ
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商品レビュー
3.6
55件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
一緒に暮らしてはいるけれども愛を感じられない新崎さんとは対照的な、明るくて積極的な松木さんの存在が眩しかったです。早希にとってもそうだっただろうと思うのですが、だからこそ最後に松木さんではなく新崎さんを選ぶ早希の心情が理解しがたかったです…。夢心地の自分ではなく、現実的な自分でいられる場所を選んだという早希の冷めた答えなのだろうか…。
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- ネタバレ
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え、よかった。予想外。 金原ひとみは最近の作品の方が面白そうだけど、安牌の心霊探偵八雲読んだばかりだから冒険しようと、古い作品を。 ライブハウスのマイクチェック、 くっくっ、はっはっ、で心掴まれ始めたと思ったら、ジェットコースターのようにあっという間に夢中になった。 馬鹿みたいだけど松木が出る度に泣いたし、 あらすじに松木の名前が無いことも素晴らしい。 よくこんな完璧な夢みたいなこと書けるな、って思う。より際立つ地獄と天国。上手すぎる対比。 意味不明なただの鬱展開かと思い込んでたけどそんなことなかった。 谷崎の良さは性的倒錯の描き方じゃなくて、 軽やかで明るいこと、だけど、 金原ひとみさんのほうが正確に倒錯者の心理を掴んでいる気がする。 諦めと欲望と羞恥心と。 松木への気持ちは言葉が溢れて止まらないのに、 心配も愛情も憧れも安心も、全てこの世の言葉で表現できるのに、 新崎さんへの思いは言葉少ないくせに離れられない、という行動だけで、これが倒錯者の気持ちだ、と言われれば納得してしまう。 自尊心や仕事だけの問題じゃなくて、最後リツくんの話から本当はこの人たち、少し興奮してもいるんじゃないの、なんて受け取ってしまったのでした。想像力たくましすぎるかな。 だって谷崎は最後に言いたいこと言い合って喧嘩させる健全さがあるもの。 倒錯とか関係なく、思い込みで他人の気持ちを決めつけて接するようになったら終わり、というだけなのかも。でも私たちは他人の気持ちをあれこれ想像するのが気持ちよくてやめられない。 先にリスクがわかってると安心するから。 早希は自分を複雑な人格だと認識するくせに、新崎さんを単純で多面性のない人間だと決めつけて憎んだり甘えたりする。でも、みんなやるでしょう? こんなに酷いことを言われたのだからされたのだから、罰を与え続けなくてはいけない。複雑である権利なんてない。離れて楽になるなんて許さない。失ったものを取り戻さなくては。 永遠なんてロマンチック、存在しないのにね。 金原さん作品は2冊目だけど、やっぱり主人公は信頼できると思った。 音楽は世界を変えるけれど消費するだけでは生きていけなくて、自分の価値を稼ぎたくて、でも努力の方向が間違っているのもわかっている。 だから醜いのだ。でも絶対に謝ったりしない。 早希が探しているのは愛じゃない。 ライブに感動したのも松木さんの言葉が届いているのも陽の当たる部屋で安心したいのも本当。希望に手を伸ばす。 何度も出てくる布石、は生きていくための、じゃなくて、希望をより光らせるための、かもしれない。 この先何があるんだろう、なんて想像の余地がある程よい長さでした。
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【作品紹介】 出会った瞬間から少しずつ、日々確実に、発狂してきた――。有名カメラマン新崎の専属モデルを務める早希は、私生活でも密かに彼と同棲している。付き合って三年を過ぎ、セックスの時以外は体に触れてこない新崎。不均衡な関係に深い倦怠感を覚えるなか、ずっと早希のファンだったという...
【作品紹介】 出会った瞬間から少しずつ、日々確実に、発狂してきた――。有名カメラマン新崎の専属モデルを務める早希は、私生活でも密かに彼と同棲している。付き合って三年を過ぎ、セックスの時以外は体に触れてこない新崎。不均衡な関係に深い倦怠感を覚えるなか、ずっと早希のファンだったというバンドマンの松木と出会う。ひずみのない愛を求めては傷つく女性の心理に迫る、傑作恋愛小説。
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