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逝かない身体 ALS的日常を生きる シリーズ ケアをひらく
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逝かない身体 ALS的日常を生きる シリーズ ケアをひらく

川口有美子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医学書院
発売年月日 2009/12/01
JAN 9784260010030

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商品レビュー

4.4

49件のお客様レビュー

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2023/02/07

動けなくなったら安楽死を、そんな意見もちらほら耳にする昨今だが、動けなくなっても生きたいのだ、ケアする側が生きていてほしいと願うのだ、生きる意味は他者によって見出されるものなのだ、という生への肯定。 人生をALS患者の母のケアに努めてきた筆者だからこそであろう熱さと勢いのある筆致...

動けなくなったら安楽死を、そんな意見もちらほら耳にする昨今だが、動けなくなっても生きたいのだ、ケアする側が生きていてほしいと願うのだ、生きる意味は他者によって見出されるものなのだ、という生への肯定。 人生をALS患者の母のケアに努めてきた筆者だからこそであろう熱さと勢いのある筆致。 生きていていいのだ。 生きたいと思っていいのだ。 死だけが不可逆なのだから。

Posted by ブクログ

2021/10/21

当事者を取り巻く状況を勉強したくて読んでみた。まず作者の文章力が抜群に上手いなと思った。表現が上手い。リアル。リアル。リアル。こんな現実を我が事として受け止めるとしたら、如何にキツイか想像するまでもない。何度も胸を打たれ、何度も大きなため息が出た。そして、読むきっかけとなったAL...

当事者を取り巻く状況を勉強したくて読んでみた。まず作者の文章力が抜群に上手いなと思った。表現が上手い。リアル。リアル。リアル。こんな現実を我が事として受け止めるとしたら、如何にキツイか想像するまでもない。何度も胸を打たれ、何度も大きなため息が出た。そして、読むきっかけとなったALS闘病中の母親を持った、友人の助っ人になるには私は何をするべきだろうか。

Posted by ブクログ

2021/06/18

大変な介護の末にたどり着いた境地なのだろうと思う。何の反応もできなくなった病人が生きているだけで幸せと感じていると理解するところまでたどり着ける人はそうそういないだろう。別の形で闘病介護をしてきた私にはまぶしく感じる。そういうこともあるのだろう、という認識ではある。本の面白さにで...

大変な介護の末にたどり着いた境地なのだろうと思う。何の反応もできなくなった病人が生きているだけで幸せと感じていると理解するところまでたどり着ける人はそうそういないだろう。別の形で闘病介護をしてきた私にはまぶしく感じる。そういうこともあるのだろう、という認識ではある。本の面白さにではなく、筆者の人生に四つ星。

Posted by ブクログ

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