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水車館の殺人 YA!ENTERTAINMENT
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水車館の殺人 YA!ENTERTAINMENT

綾辻行人【著】

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水車館の殺人 YA!ENTERTAINMENT

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/02/27
JAN 9784062694285

水車館の殺人

¥605

商品レビュー

2.9

13件のお客様レビュー

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2023/04/30

山あいの地の鬱蒼とした森に囲まれてたたずむ、石造りの館。その横腹には三連の水車が、時を支配するかのごとく回り続けている。女が墜落死し、男が殺害され、一枚の絵と一人の男が消えた翌年、またしても惨劇は、起こった…。 「十角館の殺人」以降の作品を読んだことないなと思って挑戦。中高...

山あいの地の鬱蒼とした森に囲まれてたたずむ、石造りの館。その横腹には三連の水車が、時を支配するかのごとく回り続けている。女が墜落死し、男が殺害され、一枚の絵と一人の男が消えた翌年、またしても惨劇は、起こった…。 「十角館の殺人」以降の作品を読んだことないなと思って挑戦。中高生むきの本しかなかったけど、かなり面白く読めた。あとがきにあったが、中学生向けだからとひょうげんを柔らかくしたとかはなく、漢字にルビがあったりひらがなになっていたりとするぐらいで、原作とは変わりないらしい。 奇妙な館に住む奇妙な主人と美しい黒髪の幼妻。かなり山奥にあって、年に一度しか客人が現れない。もうこれだけで、かなり好きな話だ。 話の流れは、過去と現在が行き来するかんじで、過去の事件も私たちは垣間見れる。そして、現在でも起こる謎の事件! 最初は過去と現在を行き来するから読みにくいし、今が過去なのか現在なのか分からなくなってた。過去も現在も同じ日付に同じ館で起こった事件のために、頭が少し混乱してくるところがあった。 だけど、それが最後の最後で「うわー!そういうことだったのかー!」となった。あれは、私たちを混乱に導くために過去と現在を行き来していたのね!と(違うか) 最後は驚きがあったが、結局は「幻の絵画」に振り回された人たちだったのか。そう思うとなんだか少し可哀想だったかなぁと思った。 2023.4.30 読了

Posted by ブクログ

2022/01/06

犯人は早い段階で多分この人だとわかったが、最後の最後でそのからくりに驚いた。 現在と一年前の過去が交互に出てくる。それもなかなか良かった。 しかし由里絵さんにはいただけない。 悲しい人だなと思う。

Posted by ブクログ

2020/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十角館が面白かったので、館シリーズ2作目を読んでみた。 一年前の過去と、現在が、交互に書かれている。 一旦本を閉じて、次に開いた時、今読んでるのはどっちだったか?とわからなくなる。 しかし、ページの下段(ノンブルの横)にこのページは過去か現在かが書いてあるため、読者にわかりやすくて親切だった。 内容は過去に起きた事件を小出しに語られるので変化に乏しく単調であり、引きのばしている感じで途中から飽きてしまった。 本書はおおむね一人称『私(館の主人)』の目線で書かれている。 結果犯人が語り手本人『私』だったことに残念。 こういう手法はあるのだろうけれど、長々読んできた『私』の語りはなんだったのかと思ってしまう。 トリックらしいトリックもなく、焼け焦げた死体と四六時中被っている白いマスク、普通に考えればすぐにわかってしまう犯人を一人称にすることで多少なりともわかりにくした、という強引さを感じた。 そもそも焼死体でDNA鑑定できないのか、歯型は?と思ってしまったが、その頃は出来なかったのかな。 せっかくの館のシンボル・水車も、大きく事件に関わるのかと思いきや、特に出番はなく残念。 とはいえ、十角館が面白かったので、次の館シリーズも読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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