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歩くひとPLUS 光文社C叢書シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2010/03/01 |
| JAN | 9784334901684 |
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歩くひとPLUS
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
文庫本の感想は2020年12月に既に書いた。本書は、「歩くひと」17編に全面オールカラーの1編を加え判型を大型にして、以下の諸編を加えた豪華版である。とても読み応えあった。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ) ・夢...
文庫本の感想は2020年12月に既に書いた。本書は、「歩くひと」17編に全面オールカラーの1編を加え判型を大型にして、以下の諸編を加えた豪華版である。とても読み応えあった。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ) ・夢のつづき(95年発表) ・夏の空(06年発表) ・月の夜(06年発表) ・彼方から優しき声が聞こえる(01年発表) 値段の関係で長いこと手が出せなかったが、最近漫画は所蔵しない方針の県立図書館に置いていることが判明。手塚治虫「アドルフに告ぐ」など、司書の判断で入れているのもあるそう。だとしたら私のリクエストした「考古遺跡発掘ワーク・マニュアル」なども拒否しないで欲しい。 ‥‥それは兎も角、 台詞が少ない本作は、国際的にも評価が高く、谷口ジローはコスモポリティカルな価値がある。図書館蔵書として相応しいということなのだろう。 全面カラーの「川を遡る」。時期は、ちょうど春の始まりのこの頃。大通りから外れてちょっと路地に入り、やがて広い川原に出る。小鳥を眺め、渡り鳥の傍らをゆき、「なにもかからんほうがいいです」という老人の釣り人と言葉を交わして、ただただ川原をゆっくりと歩く。淡いグリーンの川原。淡い水色の川。淡い空(←そういえば、表紙の色が殆どソレ)。それだけの作品です。 日本でも、ヨーロッパでも、そういうひと時がどんなに貴重なものか、多くの人が、読んだらおそらく感じる、つい昨今だと思う。 (2010年3月25日発行)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『犬、少年と少女、海辺の街、男と女、過去と現在――まるで小津作品のような味わいを堪能する1冊。名作「犬を飼う」の原点にあたる「歩くひと」をはじめ、海外向けコミックなど、多くの単行本未収録作品を含む谷口ジロー珠玉の作品集。カラー50ページ以上、カバー/口絵イラスト描下ろし。』 近所のなんでもない風景の中に美と癒やしを感じる。いいマンガですね。マンガ力が半端ではない。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ)も素晴らしい。69歳で亡くなってるんですね。
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世田谷文学館の谷口ジロー展で購入。 この漫画家を知ったのは、週刊アクションに連載された「坊ちゃんの時代」。 文学館のロビーで上映されていたビデオで関川さんが「事件屋家業」や「坊ちゃんの時代」でコンビを組んだ経緯やこれらの作品が漫画家の転機になったと語っていた。 その後の作品は、...
世田谷文学館の谷口ジロー展で購入。 この漫画家を知ったのは、週刊アクションに連載された「坊ちゃんの時代」。 文学館のロビーで上映されていたビデオで関川さんが「事件屋家業」や「坊ちゃんの時代」でコンビを組んだ経緯やこれらの作品が漫画家の転機になったと語っていた。 その後の作品は、さらに洗練されてくる。 物語性は薄いけど、淡々と時間が過ぎていく。夜のプールに忍び込んだり、酔って自宅に入れず集合住宅の非常階段を駆け上がったり、ちょっとコラコラなシーンもあったけど。 「ふらり」も好きな作品だけど、あの作品の方がコマの中に空気があるような印象。本作の線とふらりの描線の違いだろうか。 展示の最後に、追随者どころか模倣者すら現れない存在と評した言葉があった。本当にそう思うよ。谷口ジローというジャンルを堪能した。
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