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歩くひとPLUS 光文社C叢書シリーズ
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歩くひとPLUS 光文社C叢書シリーズ

谷口ジロー(著者)

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歩くひとPLUS 光文社C叢書シリーズ

2,619

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/03/01
JAN 9784334901684

歩くひとPLUS

¥2,619

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2022/07/09

『歩くひと』そのものより、他の谷口作品が読んでみたくて手に取った。"絵"だけで物語が読み取れる『歩くひと』が面白のはもちろん、中原中也や夏目漱石の作品を基にした『夏の空』、『月の夜』も余韻が深くてとてもよかった。谷口氏が描く『坊っちゃんの時代』シリーズも読んで...

『歩くひと』そのものより、他の谷口作品が読んでみたくて手に取った。"絵"だけで物語が読み取れる『歩くひと』が面白のはもちろん、中原中也や夏目漱石の作品を基にした『夏の空』、『月の夜』も余韻が深くてとてもよかった。谷口氏が描く『坊っちゃんの時代』シリーズも読んでみたい。

Posted by ブクログ

2022/03/13

文庫本の感想は2020年12月に既に書いた。本書は、「歩くひと」17編に全面オールカラーの1編を加え判型を大型にして、以下の諸編を加えた豪華版である。とても読み応えあった。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ) ・夢...

文庫本の感想は2020年12月に既に書いた。本書は、「歩くひと」17編に全面オールカラーの1編を加え判型を大型にして、以下の諸編を加えた豪華版である。とても読み応えあった。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ) ・夢のつづき(95年発表) ・夏の空(06年発表) ・月の夜(06年発表) ・彼方から優しき声が聞こえる(01年発表) 値段の関係で長いこと手が出せなかったが、最近漫画は所蔵しない方針の県立図書館に置いていることが判明。手塚治虫「アドルフに告ぐ」など、司書の判断で入れているのもあるそう。だとしたら私のリクエストした「考古遺跡発掘ワーク・マニュアル」なども拒否しないで欲しい。 ‥‥それは兎も角、 台詞が少ない本作は、国際的にも評価が高く、谷口ジローはコスモポリティカルな価値がある。図書館蔵書として相応しいということなのだろう。 全面カラーの「川を遡る」。時期は、ちょうど春の始まりのこの頃。大通りから外れてちょっと路地に入り、やがて広い川原に出る。小鳥を眺め、渡り鳥の傍らをゆき、「なにもかからんほうがいいです」という老人の釣り人と言葉を交わして、ただただ川原をゆっくりと歩く。淡いグリーンの川原。淡い水色の川。淡い空(←そういえば、表紙の色が殆どソレ)。それだけの作品です。 日本でも、ヨーロッパでも、そういうひと時がどんなに貴重なものか、多くの人が、読んだらおそらく感じる、つい昨今だと思う。 (2010年3月25日発行)

Posted by ブクログ

2022/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『犬、少年と少女、海辺の街、男と女、過去と現在――まるで小津作品のような味わいを堪能する1冊。名作「犬を飼う」の原点にあたる「歩くひと」をはじめ、海外向けコミックなど、多くの単行本未収録作品を含む谷口ジロー珠玉の作品集。カラー50ページ以上、カバー/口絵イラスト描下ろし。』 近所のなんでもない風景の中に美と癒やしを感じる。いいマンガですね。マンガ力が半端ではない。 ・サスケとジロー(94年発表のエッセイに大幅な加筆をした作品。飼い犬と自身のこと等を綴ったエッセイ)も素晴らしい。69歳で亡くなってるんですね。

Posted by ブクログ

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