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漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾 中公文庫
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漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾 中公文庫

堂場瞬一【著】

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漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2010/02/22
JAN 9784122052789

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商品レビュー

3.3

45件のお客様レビュー

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2026/02/17

今回失踪したのは作家 作品の中で登場人物の口を通して書籍業界の愚痴を吐き出しているとも思える内容が良かった

Posted by ブクログ

2025/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家が犯人のお話 堂場先生これ書きながらどんな気持ちだったんだろう アイデアを出せない作家 アイデアしか出せないサラリーマン 金の匂いを感じ首を突っ込んだバーテン バーテンに関しては馬鹿だなとしか思わなかった 堂場先生も作家さんの苦しみを感じているのか、筆が早い印象があるから感じていないのか そんなことを思ったが、多い苦しみなんだろう。 作家としての限界を感じ仕事を離れ、愛する人と生きていく その道を選ぼうとした時に障害となった人を殺す 犯罪だが同情してしまう作品だった

Posted by ブクログ

2025/04/02

「失踪課の高城」というシリーズが気になり、第1作が気に入ったことから、シリーズ各作品を順次読んでいる。こういうようなことをするのは実に愉しいものだ。 シリーズの第4作である。身に降りかかった事件を乗り越え難く、酒浸りのようになってしまい、何年も無為に過ごした感の高城警部が失踪課に...

「失踪課の高城」というシリーズが気になり、第1作が気に入ったことから、シリーズ各作品を順次読んでいる。こういうようなことをするのは実に愉しいものだ。 シリーズの第4作である。身に降りかかった事件を乗り越え難く、酒浸りのようになってしまい、何年も無為に過ごした感の高城警部が失踪課に異動したという辺りから始まったシリーズである。警部の階級に在る高城から見れば“部下”ということにはなるが、失踪課第三方面分室の面々の中に「気心の知れた仲間」という存在の人達も生じている。そんな中での出来事が展開する本作だ。 警視庁の架空の部署である失踪課に所属して活動する高城警部が主要視点人物となり、一人称の語りのように綴られている本作は、探偵が活躍する所謂“ハードボイルド”を想起させる雰囲気も漂う。そういうのもかなり気に入っている。 本作の物語は、冬の或る日の出来事である。作中、東京ではやや珍しい、雪が降り積もるような場面も在る。真冬である。 高城が愉し気にしている様子から物語は始まる。「気の置けない仕事仲間」という感にもなっている明神や醍醐と外で呑んだ帰り道だった。久し振りに外で愉しく呑んだという様子であった。 少し後方から明神が高城を大きな声で呼び、呑んでいた店に携帯電話を忘れていたことを指摘する。高城は振り向いて明神に歩み寄って携帯電話を受け取ろうとした。その時、明神が吹き飛ばされた。高城と、もう一人居合わせた醍醐は慌てた。 明神が立っていた辺りのビル内で火災が発生していて、バックドラフト現象の風で明神は吹き飛ばされたのだった。救急車や消防を呼んで明神を病院へ搬送した。彼女は脳震盪を起こしていたのでそのまま入院した。 明神が吹き飛ばされたバックドラフト現象を起こしたのは、ビル内で営業しているバーの火災の故であった。火災の現場から男性2名の遺体が発見されており、そこには他殺を疑わせる傷も見受けられた。発見された遺体の中、バーの店主は特定されたが、もう1名の遺体が身元不明ということであった。 高城はこの身元不明の遺体の身元を割り出す必要が在ると考えた。捜査一課が乗り出し、失踪課第三方面分室も間借りしている渋谷中央署に捜査本部が設置され、他殺を疑わせる傷も見受けられる遺体の一件を捜査することになった。高城達はこの捜査本部を手伝うような形になって行く。 その時、失踪課に届出が在ったばかりの男性行方不明者が話題に上った。身元不明な男性の遺体と身長や、火災で傷んでいたにしても推定される年代とが一致すると思われる男性だった。それは少し人気が高い作家であった。連絡が取れず、出版社の担当編集者が探し始めたが、アパートを引き払ってしまったらしい様子で、銀行や携帯電話等も解約してしまっている様子で困ってしまった。そこで本人の妹と共に失踪課に届出を行ったというのだ。 こうして高城は行方不明な作家の件を入口に、火災に見舞われたバーで何が在ったのかを解明して行くことになる。 本作はミステリーを手掛けている作家の行動や想いという要素がなかなかに興味深いようにも思った。老練な高城が、色々な関係者の証言を巧みに引き出し、事件の全体像を何とか描き出そうと奮戦する。失踪課の公用車となっているスカイラインを駆って、色々な場所を訪ねて調べる。そして窮地に陥った仲間を援けようと迷わず飛び出すような熱さを見せる場面も在る。 「訳アリ」な主人公の高城が、そういう部分と折り合いを付けながら奮闘する様子が非常に面白いと思う。このシリーズに巡り合って善かったと思う。広く御薦めしたい。

Posted by ブクログ