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桐島、部活やめるってよ
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桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ【著】

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桐島、部活やめるってよ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2010/02/10
JAN 9784087713350

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商品レビュー

3.4

699件のお客様レビュー

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2025/12/24

浅はかな感想になってしまうけど とにかく、瑞々しい。眩しい。 朝井リョウさんのデビュー作ということだけあって、若さが迸るような文体で、 「この年齢の朝井さんしか書けないな」と感じる作品でした。 まず目次を見て気づいたのは 「当の桐島がライトアップされていない」 ということ。 周囲...

浅はかな感想になってしまうけど とにかく、瑞々しい。眩しい。 朝井リョウさんのデビュー作ということだけあって、若さが迸るような文体で、 「この年齢の朝井さんしか書けないな」と感じる作品でした。 まず目次を見て気づいたのは 「当の桐島がライトアップされていない」 ということ。 周囲の生徒からほんのり桐島の像が垣間見えるだけ。 私も地方の進学校にいて、他所で聞くような キラキラした文化祭はなく、化粧も染髪もバイトもNG+『夏休みは400時間勉強せぇ〜!』(って朝井さんのエッセイのどれかに書いてたな)という風貌の、地味な高校生活だと当時は感じていたけれど、 こうして大人になってみると あんな毎日死にたいような感情、部活で教室で面白くもないものにも笑ったり なんかずっとしんどくて辛くて泣きたくて、 みたいな記憶も全部瑞々しくて、青春だったな〜と振り返れる。 時間をおいて少し歳を重ねると冷静に青春だったと感じ取れるものを、 (高校卒業まもない)当事者がここまで冷静に青春を切り取れるって やっぱり朝井リョウの観察眼や客観力は凄まじい。

Posted by ブクログ

2025/12/09

「朝井リョウさんの世にも『奇妙な君物語』とか」と娘が言った。本屋でよく見かけた本作が検索に上がった。それで朝井リョウさんの作品を順番に読んでみた。 読書傾向がちがうので多分言われなかったら一生読まなかったろうなと思う。 十代と年取ってとで考え方がそれほど違うとは思わないが、持っ...

「朝井リョウさんの世にも『奇妙な君物語』とか」と娘が言った。本屋でよく見かけた本作が検索に上がった。それで朝井リョウさんの作品を順番に読んでみた。 読書傾向がちがうので多分言われなかったら一生読まなかったろうなと思う。 十代と年取ってとで考え方がそれほど違うとは思わないが、持っているエネルギーは違う。そしてその考え次第でその後の人生が大きく変わってしまうであろうことにクラクラする。 「〇〇、~ってよ」という言い回しはネットミームになり、日本語にあらたな表現を付け加えることとなった。このタイトル一つで平成文学の記念碑となった。またタイトルと本文は繋がってる。 あと単行本では短編「東原かすみ〜14歳」が追加収録されているという情報を得たので文庫本も読まなくては。

Posted by ブクログ

2025/12/05

タイトルから全く違う話を想像していた…… 序盤は、50代おじさんが読むには余りに瑞々しく辛かった。 が、読み進めるうちにストーリーに忍ばされた微かな毒や小さな棘を味わう。 そしてあざといまでに飾られたキラキラした文章に「こんなの10代で読んだら脳を焼かれるだろうな……(褒めて...

タイトルから全く違う話を想像していた…… 序盤は、50代おじさんが読むには余りに瑞々しく辛かった。 が、読み進めるうちにストーリーに忍ばされた微かな毒や小さな棘を味わう。 そしてあざといまでに飾られたキラキラした文章に「こんなの10代で読んだら脳を焼かれるだろうな……(褒めてる)」。 で、一気に読了。 文章の水分量は読み手を選ぶとは思うけど、構成含めて良い読書でした。

Posted by ブクログ