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人を惹きつける技術 カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方 講談社+α新書
定価 ¥921
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/01/20 |
JAN | 9784062726344 |
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人を惹きつける技術
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商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
“キャラクター”というものを掘り下げることで、漫画やアニメの創作理論として体系立てることを超え、相手を”キャラクター”という概念を通してプロファイリングする対人関係論や、プレゼンテーション論にまで発展させ、「人を人とも思わないような社会問題が出てくるのはキャラクタープロファイリン...
“キャラクター”というものを掘り下げることで、漫画やアニメの創作理論として体系立てることを超え、相手を”キャラクター”という概念を通してプロファイリングする対人関係論や、プレゼンテーション論にまで発展させ、「人を人とも思わないような社会問題が出てくるのはキャラクタープロファイリングができない役人やビジネスマンがいるから」というように社会批判にまで辿り着く書。 人の心を動かすのは人の心でしかなく、その心の入れ物になるものがキャラクターというもの。人類最初のキャラクターは神や悪魔で、神と悪魔はキャラを起てあっているという話も面白い。 主人公には弱点が必要で、ライバルには欠点が必要。引き回し役は、説明のための質問やボケとツッコミ、トラブルメーカーを担わせるといった物語におけるキャラの配置の仕方から、キャラの目的や行動原理や趣味嗜好に読者の願いを背負わせるといった話まで。さらには、人間には生存本能から闘争心が備わっており、そのお陰で人間は生き残り進化してきたという人類の歴史を紐解きつつ、スポーツや娯楽は現代人におけるその闘争心の代謝のために生まれたというジャンル生成の起源に立ち戻って、物語はだからこそ争いとその解決を描くべきである、と物語の骨格の作り方にも触れられていく。 また、昔の作家がヒットしなくなるのはテンポが時代に合わなくきているからだとする、物語に関係ない部分をわかりやすく省略する「消去」の大切さについての話も興味深い。
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去年亡くなられた劇画原作者、小池一夫先生ののキャラの創り方。漫画家志望の人たちのバイブル。 基本は物語の創りかたですが、ユーザーの願いやワクワクを掘り起こす作業は、ビジネスにも応用出来そうです。 【瞬読5500〜15000文字】 キリストは世界一のキャラ そのキャラを消してみる→影響力がわかる 主人公には弱点を、ライバルには人間的欠点を 引回し役は大事。ホームズとワトソン 漫画はドラマの前にキャラクター 物語の冒頭はキャラを見せる。背景は次 噂や謎がキャラをたてる 乗り物や動物がキャラをたてる 何もない空間を見ていると人間はなにかを置きたくなる→ネタがないなら、環境動画を見続けて、なにか起きたいと思う気持ちが出てくるのを待ってみる 締め切りからは逃げない
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高橋留美子や堀井雄二など、たくさんの作家を輩出した「小池一夫劇画村塾」の開設者、小池一夫さんによる、キャラクターの創り方について解説されている本です。 おそらく塾で教えられていたであろう内容と思いますが、ドラクエを遊んでいると納得する内容も散見され、小池さんが弟子たちを通して、...
高橋留美子や堀井雄二など、たくさんの作家を輩出した「小池一夫劇画村塾」の開設者、小池一夫さんによる、キャラクターの創り方について解説されている本です。 おそらく塾で教えられていたであろう内容と思いますが、ドラクエを遊んでいると納得する内容も散見され、小池さんが弟子たちを通して、世の中に与えたインパクトは計り知れないものと感じます。 また、塾の開設時期を考えてみても、キャラクターの魅力を出すための技術というのを当時、先見性を持って教えられていたということがすごいと思いました。 これから色んな作品を作ろうと思っている人にとっては、すごく重要なことがたくさん書かれている本だと思うので、必読です!
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