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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/12/24 |
JAN | 9784062910019 |
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商品レビュー
3.9
56件のお客様レビュー
最後まで読んで,こりゃあ,親鸞というタイトルでいいのかどうか… たぶん,これでいいのだろう。 親鸞が法然上人の元を離れて行くときの様子が,なんとなくわかった。 法然がまとめた「選択本願念仏集」を,法然から直接手渡されたときに,それは決まったのだろう。 本書を読んだあと...
最後まで読んで,こりゃあ,親鸞というタイトルでいいのかどうか… たぶん,これでいいのだろう。 親鸞が法然上人の元を離れて行くときの様子が,なんとなくわかった。 法然がまとめた「選択本願念仏集」を,法然から直接手渡されたときに,それは決まったのだろう。 本書を読んだあとは,親鸞と名乗った後の親鸞の生き様を知りたいなと思った。 なにか,ぴったりの本はあるのかな。ただし,仏教の素人でもわかりやすいやつ。 下巻にも,親が引いたであろう赤鉛筆の跡がところどころにあった。小説だというのに,不思議な感じ。「選択本願念仏集」という文字にも赤線が引かれていたし,親鸞という名前の元となった「天竺の世親菩薩と,浄土の思想をきわめた曇鸞大師の願につきる」という部分にも…。ほかにも「その念仏が自力の念仏ではなく,仏のがわから両手をさしのべて手渡された他力の念仏であること」(97ぺ)なんかにも。 本書が読みやすかったのは,漢字や登場人物の名前に何度でも丁寧なふりがなかあったこと。このふりがなのおかげで,前のページに遡ることなく,スムーズに読み進めることができた。範宴なんて「はんねん」とは読めないよね。
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子ども時代から越後に流罪になるまでがこの親鸞上下巻。 誰がすごいって、出会った時からただまっすぐ親鸞を信じ抜く妻である恵信だ。親鸞は知識がある故になんだかんだ迷うけど恵信は迷わない。 「知識を捨てよ、愚に徹せよ」と法然上人が言っているその真理は恵信にあるように思う。 そして、...
子ども時代から越後に流罪になるまでがこの親鸞上下巻。 誰がすごいって、出会った時からただまっすぐ親鸞を信じ抜く妻である恵信だ。親鸞は知識がある故になんだかんだ迷うけど恵信は迷わない。 「知識を捨てよ、愚に徹せよ」と法然上人が言っているその真理は恵信にあるように思う。 そして、軽い気持ちで読み始めたこの親鸞。なんと激動編上下、完結編上下という壮大な長編だった。ここまできたら全て読ませていただきます。
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上下巻で構成された本編は、上巻の始まりと同様に、終幕は鴨川の河原であった。 幼き頃の河原での出会いが、本編では、別れの場として描かれている。 この場面は、読者にすら、物語を走馬灯のように思い起こさせる。 親鸞と共に、物語を歩んできた登場人物達は、それほど多くは無い。 一方で、その...
上下巻で構成された本編は、上巻の始まりと同様に、終幕は鴨川の河原であった。 幼き頃の河原での出会いが、本編では、別れの場として描かれている。 この場面は、読者にすら、物語を走馬灯のように思い起こさせる。 親鸞と共に、物語を歩んできた登場人物達は、それほど多くは無い。 一方で、そのわずかな人々の繋がりこそが、この物語を繰り返しダイナミックな流れの中で進める力にもなっていたことに気づく。 京を舞台にした物語は、ここで幕を閉じる。 次に続く物語は、北陸と関東へ続くのであろう。 浄土真宗の宗祖親鸞を描いた物語は、古今様々に有った。 もちろん、本山の所有する正当な伝記である御絵伝や、御伝承もあるだろう。 最も有名な著作であったのは、吉川英治の著作だっただろう。 本作は、その物語としての展開の面白さもさることながら、宗門の伝記で重要な出来事とされる場面や押し絵の根幹に繋がる文言もふんだんに盛り込まれている。 読み物の面白さと同時に、真宗の勉強にもなる。 本気の著作とは、あるいはこうして万人を納得させるものなのだろう。
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