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若かった日々 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/12/24 |
JAN | 9784102149331 |
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若かった日々
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
自伝的短編集 家族と自分 自分は両親から受け継いだもので形成され、遠ざけたくても、私の中に存在している。 家族で反発し合っていても、客観視すれば愛は存在していて、年齢を重ねるつれて許容できるようになる-。若い時よりわかってきた。 生きるうえで、苦悩の連続の中にも幸せを感じ...
自伝的短編集 家族と自分 自分は両親から受け継いだもので形成され、遠ざけたくても、私の中に存在している。 家族で反発し合っていても、客観視すれば愛は存在していて、年齢を重ねるつれて許容できるようになる-。若い時よりわかってきた。 生きるうえで、苦悩の連続の中にも幸せを感じる瞬間はあって、歳をとれば肯定的に大切な思い出だったと振り返ることができる。 今が辛い事ばかりなような気がしても、そんな事ばかりで【私】はできてないと思える。 苦しいけど、救われるお話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実在するものだけで十分だと思える世界、私はそれを見たいと思うし。時には見ることができる。それは、若かったころに、見えていると思えた世界なのだ。(p.21) 原題は"The End of Youth" 文庫本の緑の表紙が美しい。中心の湖とボートが本作にぴったり。 ブラウンの、エッセイ集…ではなくあくまで自伝的短編集なのだそう。もちろん柴田元幸訳です。表現が美しい、というよりは、彼女の感性が美しい。 父親との関係を中心に、主に家族のことと、そして自身がレズビアンだと意識するきっかけが描かれています。 女性としての自分を確立できなかったことや、父親との関係を築けなかったことを鑑みれば、若さの終わり、というのは全く否定的な意味ではなく、 彼女が彼女らしく生きるための転換期なのだと思います。 「天国」はもともと読んだことがあったけど、この連作の中でこそ生きる話なのだと気づきました。 「見ることを学ぶ」、「煙草を喫う人たち」が好き。
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【本の内容】 あまりに違う二人が傷つけ合うのは必然だった―。 家族と希薄な関係しか築けなかった父。 夫との愛に挫折した母。 物心ついたときには離婚していた両親との激しい葛藤や、初めて同性に夢中になった初恋の熱。 死に寄り添うホームケア・ワーカーを描いた感動作『体の贈り物』...
【本の内容】 あまりに違う二人が傷つけ合うのは必然だった―。 家族と希薄な関係しか築けなかった父。 夫との愛に挫折した母。 物心ついたときには離婚していた両親との激しい葛藤や、初めて同性に夢中になった初恋の熱。 死に寄り添うホームケア・ワーカーを描いた感動作『体の贈り物』でラムダ賞などを受賞した著者が、少女時代を穏やかなまなざしで振り返る、みずみずしい自伝的短編集。 [ 目次 ] [ POP ] 初めて泳いだ水の感触、眠るまでの暗闇が怖かったこと。 子どもの頃の記憶をみずみずしく描写しながら、父への複雑な感情や母と過ごした時間を深く受けとめ直していく自伝的短編集。 どの1編も詩のように美しく胸に突き刺さる。 年上の同性に恋をした女の子の物語は切ない。 だが、それは決して不幸ではないという光を宿している。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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