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ドレの神曲
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ドレの神曲

谷口江里也(訳者), ダンテ(原作), ギュスターヴ・ドレ(絵)

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ドレの神曲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2009/12/26
JAN 9784796675499

ドレの神曲

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商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2026/03/18

こちらの『ドレの神曲』と、平川祐弘訳ダンテの『神曲』本編と、阿刀田高『やさしいダンテ』を同時進行。 『地獄篇』 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309463118 阿刀田高 https://booklog.jp/use...

こちらの『ドレの神曲』と、平川祐弘訳ダンテの『神曲』本編と、阿刀田高『やさしいダンテ』を同時進行。 『地獄篇』 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309463118 阿刀田高 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4041576261#comment ダンテ『神曲』の挿絵はフランス人イラストレーターで画家のギュスターヴ・ドレが描いている。本書はそのドレの挿絵を大きく添えて『神曲』を抄訳したもの。 文庫本の本編よりも挿絵が大きいのでじっくり味わえます。抄訳なので全体の流れもわかりやすい。 ❐文学としての『神曲』の意義 ・「近代を理解するための必読書」だそうだ。従来の「教会以外に救いはない」という教えから、個人の愛、個人の想いを書いている。 ・死後の世界を具体的に書いた。そこに、伝承、神話、叙事詩、神学など、中世の知識を全体的に網羅している。 ・ラテン語を配してイタリア語を確立する道を拓き、ルネッサンスの嚆矢となった。 ❐ギュスターブ・ドレ ダンテは1265年フィレンツェ生まれ、ドレは1832年フランスアルザス地方生まれ。おおよそ500年の差がある。ドレは幼い頃から「古典文学の世界を視覚化する」という目標を持っていた。聖書、神曲、ドン・キホーテなどを木版の技法を使って描いてゆく。 ❐印象的な絵 地獄篇は全体的に文章のほうが怖い…。ドレの絵は美しいので文章をソフトにしていてそのためちゃんと最後まで読めました。 <煉獄第十二歌>高慢を示す礼として、ギリシャ神話の「女神に織物勝負を挑み蜘蛛に変えられたアラクネ」が出てくるんだが、この挿絵がかなり禍々しかった。地獄篇にはもっと苛烈な懲罰の挿絵もあったんだけど、あまり残酷でないように芸術的に書かれていた。しかしこのアラクネは美女の向け裸体に蜘蛛の足がくっついているようなこのアンバランスさが禍々しくて。女が蜘蛛にさせられたって、顔だけ女の姿を想像していたんだけど、それより絶望的だ。 <煉獄第三十歌>のベアトリーチェ「白い面絹(おもぎぬ)をかけ、橄欖(かんらん)の冠を戴いた夫人が目の前に現れた、緑のマントの下には燃え立つような朱(あけ)の衣をまとっていた」はやっぱり美しい。 全体的に、美しい女性はもちろん美しくて良いのだけど、煉獄にいるような険しい表情の女性が印象的でした。 ❐抄訳の翻訳で 天国篇の終盤は、本編より抄訳のほうがわかりやすい。 <そのとき私は分かったのだ、すべての形が仮のものに過ぎないことを、主が創られたものは、いわば原素とでも言うべき命であり、それが天空を司るエナジー、原動力によって形を得る。そしてそれらはその同じ力によって他の力へと変化する、花は枯れても消え失せるわけではないのだ。種となり地において光を受けて花咲くように。死もそして生もまた、光によって鏡に映る姿のように、一つの照り返しであり、または実体でもあることを…(P274)> <あるべきことを なすべきことを みるべきことを あなたと共に 光降る 歌声響き光降る 智は光 愛は光 光はすべて ありうることを なしうることを もとめうることを あなたとともに 私は愛 私は光 (P280以降)>

Posted by ブクログ

2025/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドレの美しい版画を眺めながら、物語を読む。 『神曲』自体はクライマックスがある物語ではなく、地獄や天国の情景が淡々と描写されているだけなので、抄訳にせよ、個人的には読み通すのが大変だったのだが、ドレの挿絵にかなり助けられた。 "ドレの版画+物語"シリーズは他にもあり、もっと読んでみようと思った。

Posted by ブクログ

2025/06/27

ダンテの神曲って教科書に載っているくらい有名だ。だからどんな話か気になる!けれど、難解そうで絶対に読み切れる自信がない!という私にぴったりなこの本。 美しいドレの版画が、詩人ダンテの地獄から天国への不思議な旅を誘ってくれる。

Posted by ブクログ